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家と草木のアトリエhausgrasのブログ

家づくり・ガーデニング・インテリア・うつわ・キャンプ・カヌー・スキーのことなど気ままに。
今ある仕事・日々の暮らしで感じること思うことの一片が、新たな家づくり庭づくりの素になる。

札幌軟石の石段と真鍮ガラス照明

2020年9月8日


3年前に完成して、ご家族5人の暮らしが営まれている、円山を望む折り重なる屋根の家
お子さんたちがすくすく育って庭遊びや、草花と野菜づくりで、庭への行き来が頻繁になってきたようです。

庭へは、リビング前の縁側のようなウッドデッキから降りて、50数センチ下の地面に。ということになるのですが、
その高さがいよいよ気になってきて、ウッドデッキの前に踏段を設けることに。
それを、札幌軟石の石段にしようと。

札幌市内にある札幌軟石の採掘所に足を運び、そこに在るモノから選ぼうとしましたが、
この家の石段にちょうどよいサイズが無かったので、結局新たに加工してもらうことに。
採掘現場に行って実物を見ながら職人さんと話したお陰で、仕上げのイメージはできましたのはよかったです。


札幌軟石の踏石をユニックで吊り上げる

発注したのは、35センチ角で長さ80センチの大きな塊と、その半分の厚さの平たい石の2つ。


人力では運べないので、トラックのユニックで吊って設置場所付近まで。

札幌軟石をユニックで吊り上げる


札幌軟石の上面は切り放し仕上げ、側面は岩肌仕上げの石段

踏み面(上面)は「切り放し」、四側面は「岩肌」と言われる少々荒々しい仕上げに。
採掘所に転がっていた、風化した素朴な軟石のような、自然な荒れ肌になるよう特にお願いしました。

支笏湖周辺の火山活動で流れくだった火砕流が、冷えて固まってできた溶結凝灰岩の札幌軟石は、
石にしては柔らかいので、何かに当たれば欠けやすく、吸水性もあるので、雨水や凍結で浸食風化されやすい。
そのうちに自然と角がとれて優しく馴染んでいきます。


札幌軟石の敷石を釣り上げる

イメージどおりの加工をしていただいて感謝。
よい雰囲気の札幌軟石です。


ウッドデッキの前に据え置かれた札幌軟石の石段

ウッドデッキの前に据え置かれた札幌軟石の踏み石段。
元からここにこうしてあったかのようにすんなりと。

ウッドデッキの前に据え置かれた札幌軟石の石段を上から見る

ウッドデッキと札幌軟石の石段を昇って降りてみる

試しに昇り降りしていただきました。
自然とこぼれる微笑み。



それから、上のお子さん達が成長して机で勉強をするようになったので、
それぞれのデスク上を照らすペンダントランプを2つ追加しました。

真鍮製ランプソケットと乳白色ガラスシェードとコットンツイストコードの組み合わせのペンダントランプ

真鍮製のランプソケットに小さめの乳白色ガラスシェードの組み合わせ。
樽型で程よい膨らみがあるシンプルな形です。

タル型ガラスシェードと真鍮ランプソケットのペンダントランプが灯る

小鉢型の乳白ガラスシェードのペンダントライト

同じ空間内には、鉢型のガラスシェードと、
棗型(なつめがた)のガラスシェードもあります。

なつめ型の乳白色ガラスシェードと真鍮ランプソケットのペンダントランプ

どれも同じサイズ感のガラスシェードなのですが、形はちょっとした違いがあって、それに気づくと何となく嬉しい。
新たな形、新たな素材のモノが加わり、また少し楽しみと豊かさが増したのではないでしょうか。

来年は庭に樹を植える予定です。



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