11月20日に新築お引き渡しを済ませた、札幌市豊平区の家を訪問しました。
新型コロナ渦の影響でお引き渡しまでに間に合わなかった、給湯暖房兼用ガスボイラー「エコジョーズ」が今月初旬にようやく設置され、温水セントラル暖房が稼働し始めて2週間程経ったので、その様子を確認するのが主な目的。
オーナーご家族が新居にお引っ越しされて10日余り、まだ色々と落ち着かないであろう時期で申し訳なく思いましたが・・・
その時の様子を、短い動画にしてみました。
こんな感じで、もうすっかり馴染んでいるのです。
![高橋三太郎デザインのイスワークスのダイニングチェアたち](img/photo/blog/2021-12-27/blog21-1227-cornerhouse05.jpg)
2階南東コーナーのダイニングには、札幌在住の家具作家 高橋三太郎さんデザインで、
道東 津別の山上木工が制作するプロジェクト「イスワークス」の椅子が並んでいました。
デザインはそれぞれ違いますが、楢(ナラ)材のナチュラルクリア仕上げで統一しています。
そして、ダイニングテーブルは、TRUCK(トラック)のシンプルなオークテーブル。
![トラックファニチャーのナラ無垢材ダイニングテーブル](img/photo/blog/2021-12-27/blog21-1227-cornerhouse06.jpg)
削り残しや黒い節も敢えて存在させるラフで楽な雰囲気で、使い込んでいくともっとよい味が出そう。
![ダイニングでくつろぐオーナーご夫妻 ナチュラルな家](img/photo/blog/2021-12-27/blog21-1227-cornerhouse00.jpg)
実は真新しいけれども、そんなことを全く感じさせないダイニングでくつろぐオーナーご夫妻。
お二方とも、いつも表情仕草と話ぶりがナチュラルで柔和です。
この空間・家具とここで暮らす人がぴったり調和しているのが垣間見えるよいシーン。
![アフリカトンガ族のスツールとモロッコラグのベニワレン](img/photo/blog/2021-12-27/blog21-1227-cornerhouse01.jpg)
リビングスペースには、木の幹をくり抜き彫って作られるアフリカのトンガ族のスツール。
モロッコのラグでナチュラルモノトーン「ベニワレン」との相性もバッチリです。
![韓国民藝の真鍮スプーンのスッカラ](img/photo/blog/2021-12-27/blog21-1227-cornerhouse04.jpg)
新築の際に造作したバーカウンターと韓国民藝の真鍮製スプーン「スッカラ」。
壁ぞいに置かれた木製キャビネットには、「ウォーターヒヤシンス」や「シーグラス」の茎を独特なパターンで編んだベトナムの籠が置いてある。
ラタン編みや木組箱も一緒に並べられ、程よく納まっています。
![ウォーターヒヤシンスとシーグラスで編んだベトナムの籠やラタンバスケットや木箱が置いてある木棚](img/photo/blog/2021-12-27/blog21-1227-cornerhouse03.jpg)
不均一でムラのある素材を、人の手作業で形づくることで生まれる「ゆらぎとまとまり」は、見るにも使うにも飽きません。
![ウォーターヒヤシンスとシーグラスで編んだベトナムの籠バスケット](img/photo/blog/2021-12-27/blog21-1227-cornerhouse08.jpg)
今まで使っていたモノも、これから新たに加わるモノも、全てをおおらかに包んで育んでいく、この家での暮らしが始まりました。
これらの各国民藝工藝品をご購入されたのは、オーナーご夫妻のお知り合いの店、
「MING folk equipment」(ミング フォークエキップメント)
![温水セントラルヒーティングの銅管で組まれたヘッダー部](img/photo/blog/2021-12-27/blog21-1227-cornerhouse07.jpg)
温水セントラルヒーティングのシステムと室内空気感のチェックも、もちろんしました。
人それぞれの思い入れや情緒感、見た目の雰囲気のよさだけではなく、厳しい寒さの長い冬も、平静で安心して過ごせる室内環境があってこその、本当の豊かな暮らしですから。