
北海道のスギとトドマツとカラマツ
北海道で育てられ生産され、家の素材として使われる木(木材)は、道南地方だけで産する道南杉(どうなんスギ)、道内各地のトドマツとカラマツがあります。それらの産地と木材加工の現状を視察してきた報告です。
北海道で育てられ生産され、家の素材として使われる木(木材)は、道南地方だけで産する道南杉(どうなんスギ)、道内各地のトドマツとカラマツがあります。それらの産地と木材加工の現状を視察してきた報告です。
今も江別市野幌(のっぽろ)で焼かれ作られているレンガを選んで使い、鉄と真鍮などのソリッド金属と懐かしい模様の昭和型板ガラスを配し、程よいセルフビルドで自分の家の建築に関わり、愛着が増す家づくり。
そこにもともと根付いている身近な草木、あるいはしっかり根付きそうな丈夫で素朴な草木を選び、野原や草原のような作り込まない自然さ、また、程よい野趣味のより手間がかからない庭づくりをしています。
北海道の川と湖でカナディアンカヌーを漕ぎ、雪山へのバックカントリースキーでパウダースノーを滑り、焚火キャンプで原初的シンプルな時間を過ごす。北海道の自然と四季を全身感覚で濃く楽しみ深く感じて考え思う。
実際に訪れて触れて見て、印象に残る町並みと建築と場所がある。そこにある魅かれる何かを見つめ、解(ほど)いたり紡(つむ)いだりを繰り返すことは、新しい家づくり場づくりのエッセンスになっているに違いない。