家と草木のアトリエhausgras

家と草木のアトリエhausgrasのブログ

2019年7月20日



田園の家の暮らしが始まる


新居での暮らしが始まり数週間経った、倶知安の田園の家を訪ねました。
あいにく雲っていたので、窓から見える羊蹄山やニセコアンヌプリの画はお預けに。

レンガ敷きの玄関ポーチ 黒い墨色の板張り外壁の家 農家の家

セルフビルドでコツコツと進められたレンガ敷きも出来上がり。セルフビルドはやっぱり味わいがあります。
柱と板壁、モルタル掃き付け仕上げや犬走砕石敷きのモノトーンに囲まれて、レンガの赤が活きる。

レンガ敷きの玄関

杉の家 杉板張りの天井杉板張りの床杉の柱と梁のダイニングキッチン

ほとんど全ての木材が、北海道産の道南杉の地産地消の家です。
見えている柱と梁は杉の無垢材。床板と天井板も杉の無垢材。一部、2間を超える長さの梁は杉の集成材。

室内は無塗装の杉のままなので、明るさと生地色(木地色)自然な感じ、そして杉独特の懐かしく柔らかい香りがします。

外壁板は杉板荒木にオスモの墨黒色を塗って濃く渋く、一方、室内は明るくて健康的な木地色。
この内外のギャップが、この家の魅力の一つかもしれません。


キッチンのラタン籠ラタン収納ボックス

キッチン周りのアイテムは、自然素材や手作りのモノばかりで馴染みがよいです。

道南杉の家の2階吹き抜けからダイニングをみる

2階フリールームの吹き抜けから見るダイニングの雰囲気。


また、2階個室の壁に設けた小窓からダイニングを見下ろしてみる。

杉の家の2階の小窓からダイニングを見る

このガラス小窓は追加して本当によかったと思えます。
閉じていても開いても、家族の存在を感じることができて、この家の親密感を象徴するガラス小窓。


杉の家の猫

飼い猫たちも、この家に馴染んでくれた様子でよかった。
私に対しては警戒しているようで近寄らせてくれませんが。

杉の家のソファで猫と戯れる 農家の家


実家のある関東で買い付けたという、北欧ビンテージのダイニングセット。
一見は小振りなスクエアテーブルですが、エクステンションでロングテーブルになるタイプです。

デンマークのヴィンテージ家具チークのダイニングテーブルとダイニングチェア マスタード色のシート

チークの色が綺麗に出ていて、青いガラスの器もよく映える。
ダイニングチェアのシートのマスタード色もなかなか素敵です。

インテリアを少しずつ加えていく楽しみ、季節が巡りゆくのをリラックスして眺める楽しみ。
そして、年月が過ぎて自然に深まっていく味わいを、是非楽しんでください。