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2022年2月2日



スノーシューで敷地の積雪調査


今年、新築一戸建て住宅を建設する予定の敷地へ、積雪状況の確認に行ってきました。
例年以上に雪が多く積もっている札幌市内ですから、スノーシューを着けて敷地内へ。

スノーシューで建設予定地の積雪状況調査をする

敷地に接する札幌市道からはこんな積雪状況です。
スノーシューなしの「つぼ足」では、敷地の中ではとても進めそうもありません。


積雪のある建設敷地の状況調査

私が立っている辺りが、新築の家の奥の外壁の位置になります。
これが気になってこの時期にわざわざ見に来た、隣の家の2階屋根からの落雪の流れ込み。
この状況を見る限り、新築される建物への影響はそれほど無さそう。

隣の家の2階屋根からの落雪の流れ込み状況


スノーシューで敷地の裏斜面の森を確認する

敷地の奥の沢へ下る斜面も見に行きます。

敷地奥にある沢への斜面の積雪状況

斜度35度くらいはありそう。スノーシューやスキーで降るにはよい感じの斜面です。


札幌市内の住宅地にある敷地に聳えるオヒョウニレの大木古木

この斜面の頂部にそびえるニレの大木。

葉形からすると「オヒョウニレ」です。

札幌市内住宅地の敷地に生えるオヒョウニレの樹皮

かつてアイヌの人たちは、このオヒョウの樹皮・内皮を剥ぎ取り、天日で干して乾燥したら細く割き、撚りをかけて糸にした。
そのオヒョウの糸で織った着物が「アット゜シ」。


これで気になる敷地の雪の状況は確認できました。
この後はもっと気をもむ、工務店さんからの新築工事見積金額の提示が待っています。
ウッドショックやら石油高騰やら、全体的な建設コストの上昇で、相当厳しい内容になりそう。