家と草木のアトリエhausgras

家と草木のアトリエhausgrasのブログ

2020年6月17日



初夏の庭の草木が蒼々と


2020年シーズンの初夏を迎えている、札幌円山の庭。
6月前半に気温が25℃以上になる日が1週間ほど続いたので、例年より早く草木の葉が濃くなっています。
そして、花の盛りもいっせいにやってきました。


赤レンガと満開のヤマボウシ

敷地の南西角のこの場所に植えて10年経つ、ヤマボウシの株立ち。
今までで一番多くの花を付け、見事です。

白い総包開くヤマボウシ

ご存知の方も多いと思いますが、4枚の白い花弁に見えるところは花びらではありません。
花を包んでいたモノ(総包)が水平に開いた状態です。
その中心にある緑色の部分、小さい花が放射状に集まった鞠状の部分が花の本体(花序)。


赤レンガとマーガレット

そのヤマボウシの近く、赤レンガ積みの壁際で群生して咲いているマーガレット。

群生して咲くマーガレットの花

キク科のマーガレットも、ヤマボウシと同じように、
黄色い花序(頭花)が中央にあり、それを包んでいた総包が水平に開いている。
それらを合わせて一輪の花に見えます。

マーガレットとヤマブキと赤レンガ積みと黒板張りの家

家の赤レンガ積み壁を覆うヤマブキの繁みとマーガレット。
ヤマブキの花付きも今年は多かったのですが、ひと足先に散ってしまいました。


ミツバの白い花と黒い板張り赤いレンガ積みの外壁の家

セリ科のイワミツバも、小花の集まり(散形花序)が一個の大きな花に見える。
湧き立つ泡のよう。

イワミツバの白い花

毎年、初夏の庭の南側は、ヤマボウシ、マーガレット、イワミツバの白花競演となります。



札幌の初夏のガーデン(初夏の庭)

そして庭の東側では、先月作り直した焼き丸太の木柵パーゴラが、早くも草葉の緑に覆われつつあります。


焼き丸太に絡みつく唐花草(カラハナソウ)

焼き丸太のパーゴラに絡みつくカラハナソウ(唐花草)。ワイルド感があって生長が早い。
カラハナソウは日本原産の野生種で、ビールで使われるホップ(西洋唐花草)の仲間です。


春に切り戻しをした野バラの幹からは、無数の新しい芽が伸びてきています。

主幹から新芽が無数に伸びる野薔薇

カラハナソウも野バラも生長旺盛ですから、夏の終わり頃にはまた、パーゴラを覆ってしまっていることでしょう。


ラムズイヤーの繁みからキャットミントの花

ラムズイヤーの繁みの中でひっそり咲いているキャットミント。
ラムズイヤーのグリーンがかったシルバーリーフと、この透き通った紫色の小花は、清涼感ある色の組み合わせ。

キャットミントとコモンタイムとラムズイヤー

小石敷きの小径の脇に立ち上がるラムズイヤー

サビ石の小径沿いにスクッと立ち並ぶラムズイヤー。
ビロードのような光沢感のあるシルバーリーフでもあることも目を惹きます。

ビロードのような光沢あるシルバーリーフのラムズイヤー

ラムズイヤー・ワイルドストロベリー・タイム・アナベル・イトススキの葉とウッドチップ敷き

見えている葉は、ラムズイヤー、ワイルドストロベリー、タイム、アナベル、イトススキ、ワイルドオーツ。
それぞれの葉の大きさや形や色の違い。それから、本来の生長丈の差と生長する時期の差がある。
初夏は、そんな新しくイキイキとしている葉を楽しめる季節でもあります。

ウッドチップ敷きの小道とラムズイヤー・ワイルドストロベリー・タイム・アナベル・イトススキ・ワイルドオーツの葉

先月敷き詰めたばかりの小径のウッドチップも、落ち着いてきて馴染み始めました。


ススキとアナベルとフウチソウと赤レンガ壁の組み合わせ

私のお気に入り、ススキとアナベルとフウチソウの組み合わせ。

サビ石敷きに枝垂れる黄金フウチソウ

黄金色のフウチソウとサビ石敷きは、和の風情があってよいです。
サビ石敷きのファイヤーサークルに水溜まり(池)でもあれば、さらによし。

黄金フウチソウとサビ石敷き

石敷きの小道とハーブ ワイルドベルガモット スペアミント コモンタイム

一方、サビ小石の小径とハーブの蒼々とした葉は爽やかな組み合わせ。
ワイルドベルガモット、スペアミント、コモンタイムの葉の繁み。
葉を踏むと本当に爽快な香り(アロマ)が立ちます。

ワイルドベルガモット・スペアミント・コモンタイムのハーブ新葉と石敷きの小径

小径を挟んでその反対側では、メドウセージも濃紺の花を咲かせ始めました。

メドウセージの花が咲く

昨シーズンはタイムの海原に埋もれて生長できなかったメドウセージ。
春に苗を追加して、周辺のタイムを後退させ、生長を促しています。



道端で咲くマーガレット・ブタナ・ムラサキツメクサ(アカツメクサ)・プランタゴ(ヘラオオバコ)

道端で咲く、マーガレット、ブタナ、ムラサキツメクサ(アカツメクサ)、プランタゴ(ヘラオオバコ)。
札幌の至る所でよく見る組み合わせでもあり、いわゆる雑草で勝手に根付いて生えている草なのですが、
それぞれの花が咲くと素朴で色どりもよく、なかなかの美しさです。

マーガレットとアカクローバーとシロクローバー

マーガレットとアカツメクサ(赤クローバー)とシロツメクサ(白クローバー)。

シロクローバーの花が咲く

この庭では、すっかり脇役になってしまったクローバー。
こんな風に片隅でひっそりと咲いていると、清楚な印象に映るから不思議なモノです。



初夏の緑と白花に埋もれるようになる赤レンガ積みと黒い板張りの壁の家

日に日に濃くなっていく葉の緑と、そこかしこで咲く花に覆われた、初夏の庭です。