札幌市中央区の原生林の家、いよいよ新築工事が始まりました。
この敷地の購入が2020年の秋で、それ以後2度、手を入れました。
2021年5月に、密生していた樹木の伐採と抜根。
2022年7月に、盛り土のすき取りと間知石の撤去。
この土地の前オーナーが風倒木被害を恐れて、いくつかの樹木の上部を伐ってしまっていたので、最初は異様に思いました。
クマザサも勢いよく生い茂っていて、山林にしか見えません。
こんな風に前面道路より1メートル以上高い地盤面である上に、結構きつい傾斜地。
しかも、裏側には沢があって急斜面となっている。
さらに、太くて高い樹々が密生している。
この辺りの土地相場としては、この土地が破格の売値だった訳も分かります。
1年前、2021年5月の樹木の伐採工事の様子。
伐採抜根が完了した後の状態。
それから1年余り経った今年の7月に、2度目の敷地造成工事。
また新たな雑草や幼木が繁りまくっていました。
この時は、道路面と地盤レベルが同じになるよう、盛り土のすき取り工事をしました。
道路側に積まれていた土留め間知石も同時撤去。
前面道路と同じ高さに整地された敷地。
ちなみに、土のすき取り整地をしたのは道路側の半分の奥行きだけで、その奥の一段下がった所も敷地内で、そこは何もせずそのまま。
盛り土を取り去った分、奥の急傾斜の高さは減ったので安心です。
樹木の伐採と抜根と処分、盛土のすき取りと処分。
この2度の敷地の造成工事は合わせて、中古住宅を解体処分する工事費くらいで済みました。
そして思った通り、こんなに見ちがえました。
来年3月完成予定で新築工事は進みます。