過去に無い蒸し暑さの続く夏だった北海道札幌。
鬱蒼感もかつてない程だった夏庭も、ようやく落ち着いてきました。
チカラシバとススキの穂がキラキラと軽やかに連なって、初秋の草原風景です。
15坪くらいの小さい庭とは思えません。
チカラシバ(学名:Pennisetum alopecuroides)は、エノコログサを大きくしたような長さは15〜20センチくらいの穂を無数になびかせています。
3つ株が隣り合って大きく育ち、かなりのボリューム感・連続になりました。
チカラシバの穂のボーダーの手前、グレー鞠状穂はベルガモットのボーダー。
コンパクトでシンプルながら、しっかりとメドウガーデン(草原の庭)なのです。
ベルガモットの鞠穂にとまったアキアカネ。
蝶が居なくなって、蜻蛉が増えてきました。
そして、ススキの銀穂。
しばらく湿度が高くてうな垂れ気味でしたが、やっと軽やかなススキ本来の姿に。
これからだんだんと秋が深まっていく、北海道札幌の庭の様子でした。