北海道の初夏、6月の庭の様子です。
例年より6月平均気温が2℃ほど高かったようで、植物の生長がよくてすでに鬱蒼感がある。
加えて数年ほとんど移植や追加苗植えをしていない自然任せなので、野趣感・野原感が増しています。

でも全くの放置というわけではなくて、少しは手入れをしています。
しぶといスギナ・シバムギ・ヤブマメを抜き、石の小径を覆う草の刈り払い。
6月10日頃はまだバラが咲いていません。

6月21日の夏至の頃。
焼き丸太パーゴラに絡む野薔薇とイングリッシュローズが満開となりました。




アナベルの花房はまだ緑色、ベルガモットの花芽はまだこれから。


赤レンガ積みの壁を這い上り、サビ石の雨垂れを覆い隠す勢いのタイム。


サントリナの黄とカモミールの黄と白の花。

カモミールと同じキク科で花姿がそっくりなフランス菊。
一重の白い舌状花で囲まれ、中央は半球状に黄色い小さな筒状花が多数集まっています。

このフランス菊は、北海道のいたるところで繁殖し帰化していて、北海道の指定外来種とされているので注意しましょう。
北海道ではフランス菊をマーガレットと言ったりしますが実は違う種です。
7月はアナベル、ベルガモットの花で賑わいます。