新しい家ができて、暮らしが始まって1年が経った江別の家。
先日、訪問して暮らしぶりを見させていただきました。
完成引き渡しの頃(約1年前)の江別の家はこちら → 赤レンガとトドマツ緑の家
玄関ポーチの壁に取り付けた、オール真鍮製の笠の外灯。
1年前はピカピカ金色だったのですが、すっかり落ち着いた色と風合いになっていました。
やっぱり、本物の素材でできたモノの変化(風化)は格別です。
玄関の収納棚の上には、昨シーズンこの家の庭で咲いていたアナベルの枯れ房と、実ったホオヅキが。
お子さんが拾ってきた?ドングリとマツボックリもあります。
この家に入って、まずこれで和まされました。
2階の窓からは、冬の午後の柔らかい日差しが差し込んでいました。
この子は昨年からお兄ちゃんになり、少し大人びた顔つきと仕草になったようです。
カラマツの無垢の床板は、程よい柔らかさと温かさがあって、素足で居たくなります。
もうすぐ1歳になるお子さんも、この広い床を自由にハイハイしてるとのこと。
お子さんたちには、この毎日触れる本物の木や素材に、より深い親しみを抱いてもらえたら幸いです。
お子さんたちの作品も増えてきました。
手形の立髪のライオン、ペットボトルのフタに化粧紙を巻いて作ったクリスマスリースなど。
家中、あちこちに飾ってあります。どれも微笑ましい。
リビングダイニングと一体的にある、コの字形レイアウトの広いキッチンも、気楽に伸び伸びと使われている感じ。
1年前は触れると手跡が気になるくらいの均一仕上げだったステンレストップも、毎日の使用でランダムに無数の擦り傷が。
これがワザとらしさの無い、本物のエイジング。暮らしが生む、得がたいテクスチャです。
書斎の窓から見える、鉄道林のトドマツ並木。
近すぎず遠すぎず。この距離感が丁度よいのです。
トドマツは冬も残る葉の緑、またその葉枝に雪が降って積もれば違った風情も楽しめる。
それから、メダカがこの家にやってきていました。
元気に泳いでいます。どんどん増えそう。
家族みなさん、快適に過ごしておられるようで安心しました。