赤レンガを敷いた玄関土間と、北海道産カラマツ板の踏台と上がり框。
板にはオスモ(ドイツ製のオイルステイン)を塗っています。
鉄の手すりとコの字に上がっていく階段。
2階の明るさが、階段吹き抜けから回り込んできます。人は明るい方へ行ってみたくなる。
南側に多く配した木製窓から、光が室内に差し込んで明るい2階。
この家の2階は、ひとつながりの広いリビングダイニングキッチンになっています。
キッチンとダイニングには、真鍮製ソケットとガラスシェードのペンダントライトを吊るしています。
コの字型レイアウトのオープンキッチンとダイニングテーブルとチェア。
ダイニングテーブルの上には、広がりのある円錐型ガラスシェード。
キッチンカウンターの上には、絞りの効いた棗型(なつめがた)のガラスシェードを選びました。
南西角にL型に配した連続木製窓。
隣の家の窓からの視線を避けるために、窓は少し高めに設置しています。
それは室内に落ち着きをもたらすと同時に、窓から入る明るさを増す事にもなりました。
客間や子供のプレイルームとしても使える畳室。
階段部分の抜けは、2階をより広く見せています。
トドマツの林を眺められる窓。夕陽に照らされるトドマツ林。
程よい足触りのカラマツの床板。
階段に明かりが灯り、鉄の手すりの影が床に伸びる。
日差しが白い壁に鉄の手すりの影を写す。
建具の明かり取りガラスは、昭和の型板ガラス(模様入りのガラス)を選んでいます。
懐かしい模様のガラス。寒い日にガラスにできる「結晶」を模した柄。
真鍮製のポーチライトと、真鍮金物を使ったオリジナル製作のインターホンのカバー兼ポストのフタ。
北海道産カラマツの無垢板を2階建て母屋は「下見板張り」に、平屋部分は「突き付け縦張り」とした外壁外観。
玄関土間(1坪)と玄関ポーチ(1坪)に、江別 野幌のレンガ工場で焼かれた赤レンガを敷きました。
建主ご家族が直接、レンガ選びと買い付けをされ、セルフビルド。
自然な揺らぎが表れていて、とてもよい味わいの仕上がりです。