家と草木のアトリエhausgras

階段から2階ダイニングキッチンを見る

「 赤レンガとトドマツ緑の家 」の2階ダイニング

赤レンガとトドマツ緑の家
ー 北海道カラマツ材と野幌レンガの住宅 ー

江別市の閑静な住宅地に建てたこの家は、地元の江別 野幌(のっぽろ)の煉瓦工場で焼かれた赤レンガを、
建主ご家族が直接選んで買い付け、セルフビルドで敷き並べました。自然な揺らぎ具合で和む出来栄えに。
また2階の窓からは鉄道に沿ってあるトドマツの林が眺められます。トドマツは北海道で最も馴染み深い樹。
新緑の蒼々しさや、雪虫の舞い、雪が枝葉に積もってクリスマスツリーの雰囲気など季節ごと楽しめます。

玄関土間のレンガ敷きと踏台と収納棚

赤レンガを敷いた玄関土間と、北海道産カラマツ板の踏台と上がり框。
板にはオスモ(ドイツ製のオイルステイン)を塗っています。

鉄の手すりとコの字階段

鉄の手すりとコの字に上がっていく階段。
2階の明るさが、階段吹き抜けから回り込んできます。人は明るい方へ行ってみたくなる。

階段から光あふれる2階ダイニングキッチンを見る

南側に多く配した木製窓から、光が室内に差し込んで明るい2階。
この家の2階は、ひとつながりの広いリビングダイニングキッチンになっています。

鉄製の手すり越しにダイニングキッチンを見る

階段をもう少し上がってダイニングキッチンを見る

真鍮ソケットとガラスシェードのペンダントライト

キッチンとダイニングには、真鍮製ソケットとガラスシェードのペンダントライトを吊るしています。

コの字型レイアウトのオープンキッチンとダイニングテーブルとチェア。

オープンキッチンとダイニングテーブル

ダイニングテーブルの上には、広がりのある円錐型ガラスシェード。
キッチンカウンターの上には、絞りの効いた棗型(なつめがた)のガラスシェードを選びました。

リビングの高い位置の連続した木製窓

南西角にL型に配した連続木製窓。
隣の家の窓からの視線を避けるために、窓は少し高めに設置しています。
それは室内に落ち着きをもたらすと同時に、窓から入る明るさを増す事にもなりました。

畳室と階段の吹き抜けと鉄の手すり

客間や子供のプレイルームとしても使える畳室。
階段部分の抜けは、2階をより広く見せています。

トドマツ林を眺められる窓とイージーチェア

トドマツの林を眺められる窓。夕陽に照らされるトドマツ林。

程よい足触りのカラマツの床板。

トドマツの林を眺められる書斎

階段に明かりが灯る

階段に明かりが灯り、鉄の手すりの影が床に伸びる。

日差しが白い壁に鉄の手すりの影を写す。

白い壁に鉄の手すりの影が写る


建具の結晶柄ガラスと格子柄ガラス

建具の明かり取りガラスは、昭和の型板ガラス(模様入りのガラス)を選んでいます。

懐かしい模様のガラス。寒い日にガラスにできる「結晶」を模した柄。

結晶の模様のレトロなガラス アンティークガラス


真鍮製のポーチライトとポスト口 インターホンカバー

真鍮製のポーチライトと、真鍮金物を使ったオリジナル製作のインターホンのカバー兼ポストのフタ。

北海道産カラマツの無垢板を2階建て母屋は「下見板張り」に、平屋部分は「突き付け縦張り」とした外壁外観。

北海道産カラマツの無垢板を下見板張りと突き付け縦張りとした家の外壁


玄関土間のレンガ敷きセルフビルド1

玄関土間(1坪)と玄関ポーチ(1坪)に、江別 野幌のレンガ工場で焼かれた赤レンガを敷きました。
建主ご家族が直接、レンガ選びと買い付けをされ、セルフビルド。

玄関土間のレンガ敷きセルフビルド2

玄関ポーチのレンガ敷きセルフビルド1

自然な揺らぎが表れていて、とてもよい味わいの仕上がりです。

玄関ポーチのレンガ敷きセルフビルド2