札幌円山の自宅兼事務所の玄関収納とキッチン収納を追加・変更して少し充実させました。
まずは玄関収納。
以前から目を付けていた、無印良品の製品「トタンボックス」。トタンは溶融亜鉛メッキ鋼板(鉄板)の通称です。
なんと今時、日本製で一個1500円程ですから驚きます。
幅26センチ奥行き33センチ高さ21センチのトタンボックスの中に、靴や庭仕事の道具などを入れて。
ボックス表面には、溶融亜鉛メッキの特徴的な「スパングル」(スパンコール)が現れています。
これは、亜鉛メッキを冷却する際に鋼板の表面にできる亜鉛結晶の模様。
このトタンボックスが12個収まるように、ラワン合板をカットして木棚を自作しました。
木棚は左側のコンクリート壁に固定して、キャンティレバー(片持ち構造)に。
一見、浮いているように見えます。(目立たないように、何箇所かボルトサポートを付けています)
この木棚は、奥行き35センチで長さ1.6メートル。オスモの墨黒色を塗って仕上げてあります。
12個全部トタンボックスというのもカチッとし過ぎるので、
これまた無印良品の製品ですが、重ねられるステンレスワイヤーバスケットを2セット含めてみました。
トタンボックスは、まだ新品でピカッとしていますが、ゆっくり酸化していって渋みを醸し出していくはず。
1階のコンクリートと木と布の空間に、新たに加わった素材・トタン。
次はキッチン収納。
冷蔵庫の側面・見返し側にマグネットフックとマグネットナイフラックを取り付けました。
壁付けとしたのは、包丁・軽量スプーン・キッチンペーペー。
これらは使用頻度が高いモノですから、使い勝手を優先することに。
使う度に一々、扉を開けたり引き出しを引いたりする手間が省けて快適です。
見た目は好きずきだと思いますが。
食器棚も少し変えてみました。
よく使う器は、オープンで奥行きのあるスペースに雛壇状に置いてみる事に。
直径6〜8寸(18〜25センチ)の中皿大皿や深さのある鉢、ザルや籠、木のトレーなど、大きさや形がバラバラで収めにくいモノばかり。
それらを見やすく取り出しやすく。
そして、意外と置き場に困るワイングラス。
ワイングラス専用の吊り下げホルダー(ハンガーラック)を付けてみました。
雑多な感じのする急須や茶筒やお菓子を入れておこうと、蓋付きラタンバスケットを2つ新たに購入しました。
使ってみた具合もよいし、思った以上にしっくり。
収めきれていなかったモノが、ようやく場所を得て、使いにくかった所が少し改善されました。
しばらく様子をみて、また変えていくかもしれませんが、まずは落ち着きました。