ちょうど1ヶ月前に完成し、お引き渡しを済ませた倶知安の田園の家。
田植えの農繁期が落ち着き、新居の最終仕上げに取って置いた玄関のレンガ敷きが、ようやくできることに。
家の周りの草の緑が蒼々と繁って、よい感じになってきていました。
![赤い屋根と黒い板壁の家と草 倶知安の農家の家](img/photo/blog/2019-6-23/blog19-623-denennoie01.jpg)
赤い板金の屋根と墨黒色に塗られた板張りの壁の家が、生い茂る野性味のある草の緑に覆われる。
田園に建つ家ならではの素朴で力強い光景です。
![赤い屋根と黒い板張り壁の家 倶知安町八幡](img/photo/blog/2019-6-23/blog19-623-denennoie02.jpg)
川と農地とビニールハウスや軽トラも含めて、農家の素朴な日常風景。
そこに新たに現れた家ではありますが、どこか、ずっと前からそこにあったような雰囲気をたたえています。
![赤い屋根と黒い板壁の家と牧草の穂 倶知安の田園の家](img/photo/blog/2019-6-23/blog19-623-denennoie03.jpg)
さあそれでは、レンガ敷きセルフビルドの始まり。
昨年の夏に、オーナーご夫妻と江別市野幌のレンガ工場に行って、レンガを500個余りを買い付けておきました。
レンガを敷くのは、玄関の内土間が正方形で、約5.5平方メートル。
玄関ポーチ土間(外部)が1間×2.5間の約8平方メートル。
![玄関の内土間にレンガを敷くセルフビルド ドライモルタル](img/photo/blog/2019-6-23/blog19-623-denennoie04.jpg)
砂とセメントを1対3でカラ練り(水無し)したドライモルタルを敷き均し、その上にレンガを並べていきます。
ある程度の数を並べてから、レンガをゴムハンマーで叩いて据わりをよくし、要所でレベルを見ながら調整をかけていく。
![セルフビルドで玄関の内土間にレンガを敷く](img/photo/blog/2019-6-23/blog19-623-denennoie05.jpg)
タガネで割って玄翁で角を叩いた小さいサイズのレンガやその欠けら、焼き色の違うレンガも混ぜ込みつつ。
![玄関土間にレンガを敷くセルフビルド レンガを割る](img/photo/blog/2019-6-23/blog19-623-denennoie06.jpg)
マイペースで、おおらかに、そして楽しみながら進めていってください。
![並べられたレンガ ドライモルタル工法](img/photo/blog/2019-6-23/blog19-623-denennoie07.jpg)
![玄関土間に並べられたレンガ ドライモルタル敷き](img/photo/blog/2019-6-23/blog19-623-denennoie08.jpg)
土間敷きレンガの赤も加わって、ますます彩のある家になっていきます。
室内には、北欧のヴィンテージ家具なども少しずつ入ってきていました。
来月あたりに家の内外を撮影させてもらう予定でいます。