家と草木のアトリエhausgras

札幌 円山の家から

「札幌 円山の家から」という、家と草木のアトリエ hausgras(ハウスグラス)のブログです。
家づくり・ガーデニング・インテリア・うつわ・キャンプ・カヌー・スキーのことなど気ままに。
今ある仕事・日々の暮らしで感じること思うことの一片が、新たな家づくり庭づくりの素になる。

レンガの赤と草の緑を纏う家

2019年6月23日


ちょうど1ヶ月前に完成し、お引き渡しを済ませた倶知安の田園の家。
田植えの農繁期が落ち着き、新居の最終仕上げに取って置いた玄関のレンガ敷きが、ようやくできることに。

家の周りの草の緑が繁ってよい感じになってきていました。

赤い屋根と黒い板壁の家と草 倶知安の農家の家

川辺に茂る野性味のあるイタドリの濃い緑と、赤い板金の屋根。
広々とした農地に建っているので、より小ぢんまりと見えて好印象ですし、
角度のあるスッとした切妻フォルムは格好よく、黒い板張り壁もその間で効いています。

赤い屋根と黒い板張り壁の家 倶知安町八幡

川向こうにある農地から、この家のオーナーが橋を渡って戻ってくるところ。
傍にある軽トラやビニールハウスや農業資材の存在も、飾らない有りのままで美しく思えます。

どこまでも続く広い田園農地の、作物や野草が茂り緑濃い季節も、白銀の雪が深く積もる季節も、
パッと目にとまるランドマークとなるであろう、この凛とした佇まいの、赤い屋根と黒い板張りの家。

それを背景に、牧草カモガヤ(オーチャードグラス)の穂がのどかに揺れる、まさに田園的牧歌的風景です。
窓に写り込んでいる、羊蹄山(ようていざん)のたおやかな裾野の緑もよい感じ。

赤い屋根と黒い板壁の家と牧草の穂 倶知安の田園の家


さあそれでは、レンガ敷きセルフビルドの始まり。

昨年の夏に、オーナーご夫妻と江別市野幌のレンガ工場に行って、レンガを500個余りを買い付けておきました。
レンガを敷くのは、玄関の内土間が約5.5平方メートル。玄関ポーチ土間(外部)が約8平方メートル。

玄関の内土間にレンガを敷くセルフビルド ドライモルタル

砂とセメントを1対3でカラ練り(水無し)したドライモルタルを敷き均し、その上にレンガを並べていきます。
ある程度の数を並べてから、レンガをゴムハンマーで叩いて据わりをよくし、要所でレベルを見ながら調整をかけていく。

セルフビルドで玄関の内土間にレンガを敷く

タガネで割って玄翁で角を叩いた小さいサイズのレンガやその欠けら、焼き色の違うレンガも混ぜ込みつつ。

玄関土間にレンガを敷くセルフビルド レンガを割る

マイペースで、おおらかに、そして楽しみながら進めていってください。

並べられたレンガ ドライモルタル工法
玄関土間に並べられたレンガ ドライモルタル敷き

土間敷きレンガの赤も加わって、ますます彩のある家になっていきます。

室内には、北欧のヴィンテージ家具なども少しずつ入ってきていました。
来月あたりに家の内外を撮影させてもらう予定でいます。