家と草木のアトリエhausgras

家と草木のアトリエhausgrasのブログ

2020年6月1日



シフォンケーキとロールパン


自粛生活・ステイホームを強いられた、ゴールデンウィークを含む数十日間。
得た事があったとするならば、自宅キッチンでシフォンケーキとロールパンづくりを繰り返し、
小麦と卵とバターにまみれ、ようやくそこそこの出来栄えまでたどり着けた事でしょうか。


手作りロールパンの焼き上がり 石窯ドームオーブンレンジ

ゴールデンウィーク前半にヘビーユースしたからか、25年以上使用していた小型のオーブンレンジが遂に壊れてしまいました。
その直後に新しく我が家にやってきた、東芝製の30リットル石窯ドームオーブンレンジを、早く使いこなそうと始めたことがきっかけです。


石窯ドームオーブンレンジでシフォンケーキを焼く

シフォンケーキは、前の古いオーブンレンジでもうまく焼けていたので、石窯ドームでの焼き具合の違いを調整するだけ。
庫内にオーブン温度計を置いて、しっかり温度チェックもします。170℃で35分間。

焼き上がったシフォンケーキの花割れ

切れ目を入れたわけではありませんが、綺麗な花割れで焼き上がりました。
以前のオーブンレンジのような回転テーブル式ではないのですが、
新しい機種は温度センサーがよいのか、庫内の温度ムラが少ないようです。

型から外したシフォンケーキ

アルミ型からの外しも、少しコツがいるシフォンケーキ。
型外しに使うパレットナイフも買い足しました。


プレーン シフォンケーキの断面 焼き縮みあり気泡ムラあり

多少の焼き縮みと気泡ムラはありますが、私としては許容範囲内。
均一過ぎるよりは、よいのではないでしょうか。
でも、メレンゲの質はもっと改善していく必要がありそうです。

手作りプレーンシフォンケーキをいただく

お客さんに振る舞えるレベルではありませんが、まあ、美味しいです。



次はロールパン。
6時半頃の朝食に間に合わせるため、早朝4時前から仕込み始めます。
まだまだの初心者なので、パン生地作りはストレート法です。

ベンチタイムを終えたパン生地

10〜15分程、手でコネ続けてしっかりグルテン膜を作り、石窯オーブンで1次発酵させた後、ベンチタイム15分間で膨らんだパン生地。

最近、スーパー等では手に入りにくいイーストですが、一般の人が行かないようなプロ御用達の店にはあるものです。
イースト臭が少なく焼き上がるらしい、フランス サフのインスタントドライイーストの赤ラベルを使用。

キッチンのステンレスカウンターでパンきじをこねる

我が家にはパンこね台(パンこね板)はありません。
キッチンのステンレスカウンターの上で直接、パン生地をコネて成形しています。
ちょっと水分量が多いのか、コネが足りなかったか、生地がステンレスに引っ付くので、掟破りの打ち粉を少々。

石窯ドームのオーブンレンジで2次発酵中のロールパン生地

石窯ドームのオーブンレンジで2次発酵中のロールパン生地。
古いオーブンレンジには発酵機能が無かったのですが、この発酵機能はとても具合よいです。
定温(30℃ 35℃ 40℃ 45℃が選択でき、40℃のスチーム発酵も)で安定した発酵をしてくれる。
今は覚えやすいように、1次発酵2次発酵とも、35℃で35分。


2次発酵させたロールパン生地に卵液を塗る

2次発酵が終わって膨らんだパン生地に卵液(ドリュール)を塗ります。
ムラ、垂れ、溜まり。これはかなり素人っぽい大胆さ。

そして、220℃に予熱した石窯オーブンで焼くこと9分。

焼き上がったばかりの手作りロールパン

よい焼き色で出来上がったロールパン。
焼きたては、柔らかもっちりとして最高の味わいです。

ちなみに強力粉は、
豊かな甘みがある「キタノカオリ」
もちもちとした食感の「春よ恋」
口どけのよい「きたほなみ」
この三種の北海道産小麦のブレンド粉を使いました。

今度はもうひと手間かける、「中種」を用意して焼いてみようかと。

週末のケーキ・パンづくり。
結構楽しめているので、今後も続きそうです。