大正時代から昭和初期に、日本で盛んに作られていたプレスガラス(型押しガラス)の製品。
その頃のレトロなランプシェードをいくつか集めてみました。

まずは小振りな直径12センチ前後のランプシェード3種。
両サイドが乳白色で艶のある六角シェードで、どちらもシンプルな幾何学の立体模様がある。
真ん中の艶のないシェードは八角で品のよいフォルムをしています。

よく見ると、ガラス面はさざ波が立ったように揺らいでいるし、立体模様のラインもヨレているのが分かる。

カチッと見えがちの角渦巻き模様も、手で引いたような柔らかい印象です。

端部はザラザラしていて小欠けもあるし、流し込みの跡なのか面の途中に斜めのラインなんかも。

現代なら検品で不合格とされてしまうような、甘い作りなのですが、それが実によい味になっている。

一見、均一に見えるマットミルクな八角シェードもしかり。程よい歪みや甘さがあります。

無機質な素材のモノだからこそ、人の手仕事の跡とミックスして、丁度よい風情になるのだと思う。
ガラスシェードを真鍮ソケットホルダーにセットして吊るし点灯してみました。






次は直径20センチ前後の浅型ランプシェード2種。

円を半分に折って並べたような立体模様と蒲鉾型を並べたような立体模様。

同様に吊るして点灯してみると。



それぞれ雰囲気よくて、和みます。