5年前くらいから庭でノガリヤス(野刈安)を植えて育てていたのですが、なかなかよい穂がつかず。
建物近くの砕石が多くて有機質の少ない土の場所に植えたからだと思います。
その場所に在って欲しいから気長に待ち、ようやくこの秋に整いました。
10月に入ったばかりの庭の様子です。
ススキとチカラシバ、それにノガリヤスのコラボ。
秋はグラス類が圧倒し、庭ではなく草原にしか見えなくなる。
このフワ・カラっとした野趣な雰囲気。
私には実に清々しく好ましく感じられます。
ススキともチカラシバともまた違う、軽やかに弾けた感じのノガリヤスの穂。
シンプルで美しい、3種のグラスの穂の連なり。
秋の陽射しを受けるパニカム(キビの仲間)とチカラシバとノガリヤス。
黄金感が一番強く見えるのは、ノガリヤスの穂ではないだろうか。
10月下旬頃の、このナチュラルガーデンの様子を短い動画にしてみました。
爽やかな秋風に揺らぎなびく感じも、とてもよいです。