家と草木のアトリエhausgras

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2020年5月12日



ダッチオーブンでローストビーフ


今年はレジャー外出を控えなければならないゴールデンウィーク。
ということで、庭のファイヤープレイスで炭を熾して、ダッチオーブンでローストビーフを作ってみたりしました。


石敷きファイヤーサークルとロッジのキヤンプオーブン10インチとトライポッドとスノーピークの焚火台

庭のファイヤーサークル(ファイヤープレイス)に敷き並べられているのは、全てこの土地を掘って出てきたサビ石。
人力でギリギリ動かせたような大きい石は縁に使い、ピンコロ石のような小石はその内側に埋め込みました。


庭の石敷きファイヤーサークルにてロッジのキヤンプオーブン10インチとトライポッドとスノーピークの焚火台

このファイヤープレイスは、L字に組まれた焼き丸太の木柵パーゴラに囲まれた入隅にあります。
そこに鋳鉄のトライポッドとブラックポッド(使い込んで真っ黒のダッチオーブン)を置いてみると、なかなかの雰囲気に。

ダッチオーブン LODGE(ロッジ) 10インチ キャンプオーヴン
トライポッド LODGE(ロッジ)

石敷きの上で直火もできますが、今回は焚火台を使うことにしました。

焚火台 snow peak(スノーピーク)

庭のファイヤープレイスにてロッジの鋳鉄トライポッドとスノーピークの焚火台

190万人の大都市札幌の中央区の住宅地を、擬似キャンプ場に見立て(家や電線は多いですが)、
ナラ炭を、空き缶の煙突効果とミニ団扇(うちわ)の送風という原始力で熾すのがルーティン。
焚付けに松ぼっくりなどは使えど、着火剤は使わないことにしています。

庭にてロッジの鋳鉄トライポッドとスノーピークの焚火台


ロッジのキヤンプオーブン10インチとトライポッドとスノーピークの焚火台

まずはダッチオーブンのプレヒート(予熱)。蓋の上にも炭を載せて。
電気調理機器のように正確な温度維持はできないので、内部温度が100〜200度くらいのアバウト調整です。

庭のファイヤープレースで炭火を熾しダッチオーブンでローストビーフ

そして、キッチンのガスコンロで表面を焼いたブロックビーフをダッチオーブンに投入。

ロッジのキヤンプオーブン10インチとトライポッドとスノーピークの焚き火台

これで20〜30分間、加熱するだけでよいのですが、

庭で炭火を熾しダッチオーブンでローストビーフをつくる

直後から風が強まって、熾火の炭の火力が上がってしまいました。

ダッチオーブンでローストビーフをつくる

途中で蓋を開けて確認してみると、このとおり、よく焼けて(焼き過ぎて)しまっています。
結果は、ただのかたい焼肉になってしまっていました。

いつもながら、屋外でのダッチオーブンを使ったオーブン料理は、温度調整が難しいです。
気温と風を意識しながら、炭(火力)を操れるようにならなくては使いこなせません。
年に数回使うだけでは、一生使いこなせないかも。



さて、ダッチオーブンでは失敗だったので、改めてキッチンのオーブンレンジで。

ローストビーフ ロゼ ミディアムレア

加熱温度一定で調理できるオーブンレンジならば、ローストビーフはとても簡単。
120度で25〜30分加熱、その後20〜30分の余熱保温で出来上がり。
今回はミディアムレア、ロゼ色の柔らかジューシーなローストビーフです。



そんな過ごし方もしたゴールデンウィークも終わって、1週間が経ち。

庭の石敷きファイヤーサークルと黄金フウチソウ

石敷きのファイヤーサークルの周りで育っている風知草(フウチソウ)が、蒼々と萌え始めました。
例年より芽出しが早いような気がします。

庭の石敷きと黄金風知草

もしかしたら、炭火の温度がフウチソウを刺激したかな。