家と草木のアトリエhausgras

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2019年10月7日



赤れんが庁舎の池の睡蓮とカモ


秋めいてきている札幌ですが、9月最後の日曜日は日中25℃近くまで上がって暑いくらいでした。
近くに行ったついでにフラリと立ち寄った、北海道庁「赤れんが庁舎」。
知らなかったのですが、これから3年がかりの大改修が始まるようで、庁舎公開は9月30日まで。

私は赤れんが庁舎内には入らなかったのですが、南の池が、しっとりとしていて目に留まりました。

秋の北海道庁赤レンガ庁舎の池の睡蓮(スイレン)

夏の間に池で育ち広がってた睡蓮(スイレン)。
池の濃紺の鏡のような水面に、散りばめたように浮かんでいたり、密集して湧くようだったり。

北海道庁赤レンガ庁舎の池の睡蓮の葉

秋の道庁赤レンガ庁舎の池で咲いている睡蓮の白い花と水面に映るビル

白い睡蓮の花が、いくつかまだ咲いていました。

秋の道庁赤レンガ庁舎の池で咲いている睡蓮の白い花

たくさん咲いているより、ポツポツとささやかに咲いている方が情緒あってよいです。


道庁赤レンガ庁舎の池のエクリプスのマガモのオス

シラカバの黄葉の落葉が水面に浮かび、枝垂れた枝にはまだ蒼い葉が残る中、
繁殖前のエクリプスのマガモのオスがのんびりと泳いでいます。

秋の赤レンガ庁舎の池で寄り添うマガモの番い

早くも番い(つがい)になって寄り添うマガモ。

赤れんが庁舎の池を泳ぐマガモのメス

スーッと滑るように泳いで横切るメスのカモ。

赤れんが庁舎の池を泳ぐマガモのオス

その後を追って泳ぐオスのカモ。

北海道庁赤れんが庁舎の池の鏡のような水面に佇むカモの番いと波紋と睡蓮と映るビル

鏡のような水面に同化するよう、そっと佇むカモの番い。
その繊細な波紋と睡蓮、そこに黄葉し始めた樹々と幾何学なビルが映り込む。

モネでなくても、描きたくなるような風情。
このリアルな風景のどかな情景は、このままずっと見ていられそうです。

秋の赤れんが庁舎の池の睡蓮と水面に映るビル

高層ビルが所狭しと立ち並ぶ札幌中心の市街地にあって、ここだけ時間の流れが違っているような異空間。
古いよき建築の赤れんが庁舎と共に、いつまでもこんな雰囲気を残していって欲しいです。