札幌市内で建築中の新築住宅が完成間近です。

墨色(チャコールグレー)の無垢板張り外壁と、コンクリート打ち放しの盛土擁壁のライトグレー。
モノトーン基調ですが、古レンガを使った煙突と玄関ポーチが程よいアクセントになっている。
これから家の周りや屋根に積もっていく白い雪。
春になれば草木の緑が、どんな彩を添えていくか楽しみです。

その翌日に少し雪が積もったので、照明が灯る時間の雰囲気を追加しました。
施主・建主さんとのプランの打ち合わせ、スケッチ・模型・製図、土地探しのお手伝い、
着工した物件の現場監理と現場での打ち合わせの様子など、業務の一端をお伝えします。
札幌市内で建築中の新築住宅が完成間近です。

墨色(チャコールグレー)の無垢板張り外壁と、コンクリート打ち放しの盛土擁壁のライトグレー。
モノトーン基調ですが、古レンガを使った煙突と玄関ポーチが程よいアクセントになっている。
これから家の周りや屋根に積もっていく白い雪。
春になれば草木の緑が、どんな彩を添えていくか楽しみです。

その翌日に少し雪が積もったので、照明が灯る時間の雰囲気を追加しました。
札幌市内の新築住宅の仕上げ工事が進んでいます。
こじんまりとした玄関アルコーブの壁や薪ストーブの煙突囲いに古いレンガを使うことに。

本来は古い時代に作られた焼き締めのあまい、脆い赤レンガだったと思いますが、表面に白いセメントが付着していたり、煤けているものが多く混じっている。
実際にどこかに積まれ、時間を経てきた証です。
それは直感的に古建築のイメージにつながるし、新しい素材にはない味わいと複雑み深みがあって、落ち着いた渋い雰囲気を醸し出している。

またこの家は、レンガを使っている場所や面積が塩梅よくて、墨色モノトーンの板張り外壁との相乗効果を高めていると思う。
旅して見た古き良き建築のいくつかを記憶に留めているオーナーご夫妻。
その思いのエレメントを、ささやかながら加えられたような気がします。
中標津の新築現場へ、車で行ってきました。
道東自動車道経由で往復800キロ。走行時間は11〜12時間かかりました。
今回は、こちらで手配した建築資材を運ぶために止むを得ずです。

でも、行った甲斐はありました。
このように、しっかりと組み上がった柱と梁の姿を直に見ることができたので。
日本特有の木造軸組み。
柱と梁が、仕口と継手で組まれ繋ぎ合わされ一体となり、建築構造を支える骨組みになる。
何件も設計してその度に見ているのですが、この家にも深い安心感・信頼感を得ることができました。
若い頃に伝統工法建築の大工として懸命に過ごした記憶が、特にそう思わせるのかもしれません。

ほぼ平屋で、正方形に近いシンプルなプラン。
敷地の三方は何も建っていないので、見る方向を変えられて外観の印象が違って見える。
どこから見ても雰囲気がなかなかよさそうです。

外壁板や屋根廻り材は、全て北海道産カラマツ無垢材で統一。しかも無塗装のまま、とします。
研究職で北海道の動植物に造詣が深いオーナーの思い描いているのは、道東の植生を活かした庭づくり。
その草木が育っていく傍で、ゆっくりと経年変化していく無塗装カラマツ。
近くに2本のカラマツが生えているのも巡り合わせ。
今からそのコラボが楽しみです。
東京から函館の農地に移住される方の住まい計画。
建主ご夫妻は何年もこの農地に通って準備をされてきたそうです。
そしてようやく、農家の住まいとしての住宅建設が認められることになりました。

この輸入トレーラーハウスを仮の居場所として、
5年程前から毎月のように東京から函館に通い、コツコツと農作業を続けてこられた。

こちらは住まいの建設敷地。
夏場に生い茂った広い敷地の草刈りをご夫妻でして、この日、敷地確認に来る私たち設計・建設業者を迎える準備をしてくれていました。

脚立に登り、少し高い目線でロケーション確認。
この高さでも、津軽海峡越しに下北半島が見えます。
来年の春に着工できるように、農家の住まい計画は進んでいきます。
羊蹄山南麓の家の工事が進んでいます。
現在施行中の住宅基礎の鉄筋組みを確認するために現場へ行ってきました。

ずっと気になっていた、母屋2階の窓と別棟の自転車作業場の窓からの羊蹄山の見え具合。
鉄筋列から、窓の位置がハッキリと分かる。

隣に建つ建物をうまくかわして、羊蹄山がよく見えそうです。
羊蹄山の眺望をすごく期待して決めた敷地ではない。
とオーナーはおっしゃっていましたが、やっぱりしっかり見えた方がこの家に関わる皆が嬉しいのです。
もちろん、鉄筋組みも充分過ぎるほどしっかり施工していただいていました。
まずはひと安心。
札幌市内の新築住宅の工事が進んでいます。
昨日から始まった、屋根のアスファルトシングル葺き工事。

耐久性・耐候性がよい高耐久ファイバーグラスマットが芯材で、表面には鉱物粒が付いていて摩擦で雪が落ちないのが特徴です。
アスファルトシングル葺きは、屋根の雪が落ちないように雪止め金物を別途で設置する必要がありません。
水下から水上に向かって重ねていき、それぞれ幅10センチ重ね代を設け、そこに専用のシングルセメント剤と釘打ちの併用で留めていく。

ウッドシングル程ではありませんが、見た目は程よい立体感と色の濃淡があるので、無垢板張りのナチュラルな外壁との馴染みがよいと思う。
板金葺きの屋根よりは工事代金は高くなりますから建築予算や、メンテナンスを含めた費用対効果のこと。
それから、屋根に太陽光発電用ソーラーパネルの設置をしないと決めている家であること。
それぞれの家の考え方で、採用をするかどうかを決めています。
週末に日帰りで道東の中標津へ。
中標津神社の神主さんに地鎮祭を執り行っていただきました。

断続的に雨が降っていて、時折強めに。
祭壇はテントの下に設けられています。

地鎮祭の時に雨が降るのは、「お清めの雨」とか「雨降って地固まる」とか言われ、むしろ縁起がよいこととされている。
お盆休み明けから着工して、年明け完成予定で、いよいよ約5ヶ月間の新築工事が始まります。
羊蹄山南麓の住宅新築工事の計画。
施主さんと建設会社の社長さんと私とで、土地のお清めをしました。

建設会社社長は棟梁も兼ねる方。
自社名入りのオリジナルの法被(はっぴ)を着て、お清め儀式を仕切っていただきました。
広い敷地の四隅と中央に水・塩・米・酒を撒き、
工事の無事とこの場所での平穏な暮らし、皆々様の末長い健康と安寧をお祈りしました。

お盆休み明けの着工。
北海道でも特に多雪地域での工事ということもあり、工務店さんの都合もあり。
諸事情を施主さんに汲んでいただき、3月の完成引き渡しのゆとりスケジュールで進んでいきます。
札幌市内の敷地で、工事に入る前に施主ご夫妻と土地のお清めをしました。
建物の建つ位置の四隅と中心に塩・米・酒を捧げ、工事の無事とこの場所での穏やかな暮らしを祈ります。

そして、その1週間後に着工しました。

4月からの建築関係法改正で、確認申請関係の図面図書作成作業・審査手続きに手間取りましたが、何とか当初の予定通り6月中旬に着工することができてひと安心です。
11月末に完成予定で、工事は進んでいきます。
再び道東の中標津町へ行ってきました。
今回は施工会社社長さんと施主ご夫妻の初顔合わせ。
工事見積もりの内容の細部確認を済ませた後に、建設地も確認しに行きました。

住宅地でありながら家は疎にしか建っていないので、視界抜け風通しはすごくよい土地。
正に道東の風を感じられる家になるでしょう。

敷地の南西側の隣地内にちょっとした木立ちがあり、所有者の方にお願いして数本伐ってもらいました。
伐ったのはケヤマハンノキ。残したのはカラマツ、ハルニレ、ヤマザクラ、イタヤカエデ、シデ。
道東ならでは針葉樹と広葉樹の混交林です。
まあ、カラマツは在来種ではありませんが、100数十年前から北海道内の特に道東道北に多く植えられてきた樹なので、今では風景の特徴のひとつです。
まだ樹高2〜3メートルのヤマザクラやハルニレは、陽当たりがよいのですぐに大きくなりそう。
夏の午後の陽射しを和らげてくれる木陰げが、始めから庭にあるのは幸運なことです。
羊蹄山南麓の新築住宅の計画。
壮瞥町の建設会社にて工事契約を結びました。

8月着工の予定。
2階建ての母屋と別棟で平屋の車庫自転車庫棟があるそこそこの規模ですから、工事は年またぎすることになります。北海道でも有数の多雪地域なので、来冬の降雪状況が気になるところ。
年内に手がける外回りの仕事がスムーズ進むように協力していきます。
函館市街地から車で20分ほどのところにある丘陵地。
そこに来年移住される方から、新しい住まいづくりのご相談があり現地へ行ってきました。

しばらく放置されていた先祖の所有地を、数年か前からご家族だけで少しずつ手を入れてきたそうです。
その証、自然に生えてきていた灌木を伐って、薪にするべく築いたスイス積みがいくつか。
どんなに形の悪い薪を積んでも崩れず、風当たり満遍なくよく乾く積み方らしい。

農地の西境には感じのよい小川がありました。
しみ出した水が集まったような清らかさ冷たさです。

川縁の高さ3メートルくらいの崖を見ると、そのほとんどが火山灰火山礫の層。
ちょっと調べてみたら、この辺り一体は4万年前の氷河期に、近くで起きた火山活動によって形成した地層地形のようです。
湧水を集めて流れる小川、背後にはちょうどよい高さで穏やかな山の稜線が伸びていて、遠い記憶とつながる海の眺めとかすかにただよう潮の香り。
ロケーションはこれ以上なく、ルーツでもあるかけがえのない場所。
今年の2月22日に新築完成しお引き渡しをした道南の七飯(ななえ)の家。
3月上旬に引越して暮らし始められて1ヶ月半が経ち、初訪問させていただきました。

ダイニングでのご家族。
タモの無垢材ダイニングテーブルは新しく購入されたようですが、全く違和感なくすんなりとそこにある。
そういえば、すぐ近くの階段手すりの笠木(手で握るところ)もタモ無垢材の1本モノでした。

1階フリールームで遊ぶお子さん。
床がトドマツ無垢材なので、冷たく感じないのも効いているのか裸足で過ごしているようです。

お引き渡し直線に10枚程張り直した無塗装のままのトドマツ外壁板は、当初、日焼け具合が違うので色味の差がかなり出ていましたが、たった1ヶ月半で他の板と同化してしまい、もうどこを張り直したのか分からないほど。
自然素材・自然風化のこういうところは、いつも想定を超えていて驚かされる。
敷地内の植え込み、グランドカバーの種蒔き、裏の野菜畑作りは着々と進んでいました。
この土地この家でのご家族の暮らしも、あっという間に馴染んでしまうでしょう。
4月8日、札幌市内で新築する家の工事契約と設計契約を結ばせていただきました。
工務店さんの事務所にて。

工務店社長から瑕疵(かし)担保責任保険の説明を受ける施主ご夫妻。
間取りは極めてシンプルで端正な外観の家ですが、連続窓に囲まれたダイニング、リビングには薪ストーブがあったり、内外にレンガ壁があったりと、見どころが程よく散りばめられている。
そして、陽当たり良好で手入れがしやすい広さのガーデンと菜園が、家に添うように少しずつ作り込まれていくことでしょう。
6月着工予定で、諸手続きを進めていきます。
北海道 日高・平取(びらとり)のトマト農家の新築住宅計画。
雪が融けたので敷地状況の再確認に行ってきました。

敷地の北側から南の方を向く。
家の四隅にあたるところに木杭を立てて、配置などを大雑把に確認してみました。

南側から北側を向いて撮ってみる。
広過ぎて、計画している家が本当に小さく感じますが、桁行11メートルある建坪30坪の予定です。
道南の七飯(ななえ)の家が完成して、先週末にオーナーへお引き渡ししました。
午前中に住設機器の説明などを済ませて、午後はオーナーが床板と階段手すりのセルフ塗装を実施。

塗料はオスモのエキストラクリアを使用します。
手すりのタモ無垢材がオイルで濡れて濃く変わる。
杢目もよりハッキリと表れます。

フローリングのトドマツ無垢板も、オイルを塗るとよい感じの薄飴色に変わっていく。
一人で作業したとして床面積約34坪の床の塗装に、2日間、時間で言うと10〜12時間くらいかかる。
また、オスモのエキストラクリアを4〜5リットル使いました。

施主オーナーが丁寧にセルフ塗装して、この家が完全に仕上がりました。
オイルの乾燥と臭いを抜く期間として1週間ほど空けていただきます。
そしていよいよ、来月から新しいこの家での暮らしが始まります。
羊蹄山南麓の住宅の計画。
施主さんと一緒に新築工事をお願いする工務店を訪問しました。

手押カンナ盤、自動カンナ盤、軸傾斜丸ノコ昇降盤、パネルソー。
私も馴染みのある基本の木工機械が揃っています。
現在は有珠山展望台のデッキ工事のためデッキ材加工中でした。
そして、作業場定番のドラム缶ストーブも。

社長さんと息子さん、それに20代の若い大工さん。
この若さ溢れる大工チームに工事をお任せします。
道南の七飯(ななえ)の家、新築工事が終盤です。
壁と一部の天井には「ほたて漆喰」を塗って仕上げました。

北海道伊達市のあいもり株式会社の製品です。
本物のホタテの貝殻を砕いて原材料としている。
北海道で盛んなホタテ養殖に伴い大量に発生するホタテの貝殻。かつては捨てられるだけだった貝殻が、建築素材として再生利用されるようになった。
それでけで使う意味はある、と私は思います。
ちなみにhausgrasでは、ガーデニングの土を中性化するために、ホタテ貝殻を砕いた有機石灰を当初から使っています。

細かく砕かれたホタテ貝殻ですが、全てが粉状になっているわけではないので、左官材料の骨材としては荒め。
それが塗り仕上がりのザラっと素朴な表情として出ています。

ほたて漆喰塗りたての空間。
節のあるトドマツ小割り板張りの天井との相性はとてもよいと思う。
おおらかさ優しさ、この包容性は、ここで暮らすご家族に心地よく感じてもらえるに違いない。

外気温が氷点下に下がる冬の壁塗り工事なので、室温の管理に気をつけてもらいました。
小型の電気暖房機器を使って室内を温め、常に10℃以上をキープ。

壁塗り仕上げ工事も無事に終わって、いよいよラストスパートです。
道南の七飯(ななえ)で新築中のほぼ平屋の家。
外部工事のための仮設足場が撤去され、外観が姿を現しました。

前面道路から正面を向くと、緩い切妻屋根のこじんまりと慎ましい平屋に見えます。
南へ移動して見ると、雁行した軒先ライン、段々と折り重なる屋根の伸びやかな平屋に。
軒がしっかりと出ていて低く、日本古来の家屋を思わせる。

積もる雪、降りしきる雪の一面銀世界の中、
無垢トドマツ板張り外壁のほんのりとした温かみが、一層印象的に眼に映りました。