家と草木のアトリエhausgras

家と草木のアトリエhausgras
ワーク・リポート 2024

施主・建主さんとのプランの打ち合わせ、スケッチ・模型・製図、土地探しのお手伝い、
着工した物件の現場監理と現場での打ち合わせの様子など、業務の一端をお伝えします。

2階の北側は雑木林と街灯り

2024年7月12日


札幌市内の閑静な住宅地に建てる住まいの計画が始まりました。
何度か敷地を見に行って、今回は6尺脚立の上から周囲の景色を確認。


2階北側の景色が一番よさそうです。
近くにある雑木林と右手には街が見える。
雑木林の四季の変化、夜の街灯りもなかなか綺麗だろうと。




ガーデンリノベーションの完了

2024年7月4日


札幌市中央区で進めているガーデンと外壁外装のエクステリア・リノベーション。
今期のガーデンリノベーションが完了しました。


ガーデンリノベーション・庭リフォーム

固く締まって雑草の地下茎の巣窟となっていた約50平方メートルのエリア。
延べ60時間余りかけて、土の掘り起こしとドクダミ・スギナなどの地下茎取り除き、腐葉土堆肥と石灰を混ぜていきました。
使用した腐葉土堆肥は約1500リットル。それとほぼ同量の雑草地下茎・地上葉茎と入れ替わり、スコップが容易に差し込めるフカフカの土に生まれ変わりました。

新たに植えたオーナメンタルグラスとハーブを中心とした苗は、うちの庭から移植したモノも含めて30種100個以上。
土の改良に手間取り、植える時期がちょっと遅くなってしまいましたが何とか皆元気です。

ガーデンリノベーション・オーナメンタルグラスとハーブの庭リフォーム

7月に入り、北海道札幌も気温上昇で夏の陽気になりました。
北海道の短い夏ですが、これから2ヶ月ですくすくと生長してくれると思います。

来期も続けて手がけ、育った苗の位置調整と追加の植え込みをします。
そして今期は手が回らなかったレンガアプローチの反対側の改善もする予定。


シンボルツリーのカツラ株立ちを植え込んだ時の様子を動画にしました。





現場の近くにあるパン屋へ

2024年6月16日


新築予定の現場の近くにあるパン屋さん「ブーランジェリージン」に立ち寄りました。
地方の現場は、こんな楽しみもあります。

ブーランジェリージンの枯れた雰囲気のファザード ウッドチップ敷きと積み上げられた薪

ここに着いたのが3時50分くらい、閉店間際で別の車も無くて幸いでした。

ブーランジェリージンの枯れた外壁板と小割り薪とウッドチップ

枯れた外壁・積み上げられた小割りの薪・ウッドチップを敷き詰めた駐車スペース。
この木だけで表現されたファザードが無性に好きなので、ゆっくり見れて撮れて嬉しい。

私には、ここの薪窯パンと同じ味わいだと思える。

ブーランジェリージンの薪とウッドチップ

ブーランジェリージンの軒下アプローチ

この深い軒下アプローチもよい感じです。


ブーランジェリージンの田舎パン

閉店間際。よいこともありましたが、田舎パンとスキャッチャータしか残っていませんでした。




カツラ株立ちを選ぶ

2024年6月4日


札幌市中央区で進むガーデン・リノベーション。
新たなシンボルツリーとしてカツラを植えることになりました。


何度か利用している北広島市にある植木屋さんの苗畑に、カツラの株立ちが何株かありました。
どの株も高さ約3メートル、移植するために根を麻布で巻いた「根鉢」は直径約1メートル。
庭木のプロの意見をよく聞きながら、一緒に選んでいただきました。

すでに大きな樹なので、現場への搬送・植え込みは植木屋さんに依頼します。
6月中旬以降に植え込みをする予定。




ヒノキ板張りのバスルーム

2024年5月28日


札幌市中央区で進んでいるリノベーション(改築)工事。
新バスルームにヒノキ羽目板が張られました。


ヒノキ無垢板張りの浴室とTOTOハーフバスユニット

もとは個室として使われていた場所で、木製窓はそのまま残しました。

明るくてヒノキの香りが漂う浴室は、リラックス効果絶大。
長風呂したくなります。




まずはガーデンリノベーション

2024年5月27日


札幌市中央区で始まったガーデンと外壁外装のエクステリア・リノベーション。
まずは庭の方だけ進んでいます。


リノベーション前の庭の植栽・雑草

前オーナーが植えたオンコ(イチイ)の生垣やツツジやシャクナゲなどの樹々、アヤメやシャクヤクなど、和風寄りの庭だったようです。

また、前オーナーから引き継いだと思われる数十年分の雑草のはびこり。
地下茎で広がる厄介なスギナ・ドクダミ・シバムギが幅を利かせています。
まずは、これらを取り除かないことには新しい苗を植えても育たないでしょう。

土を掘って雑草の地下茎を取り除く

固く締まった土をスコップで掘り起こし、丁寧に雑草の地下茎を取り除いていく地道な作業。
たった1平方メートル深さ30センチくらいの土の中に、画像右下に見える量の雑草地下茎が。
地下茎の無くなった土は、完熟腐葉土堆肥と有機石灰を混ぜてフカフカとした土に生まれ変わります。
手入れの済んだエリアに、新しく育てるオーナメンタルグラスやハーブなど80余りの苗を仮植え。


ツツジ・シャクナゲの4株の伐採抜根は、プロにお願いしました。

チェーンブロックを使った抜根作業

札幌市南区の「このはなガーデン」さんによるチェーンブロックを使っての抜根作業。

オンコの生垣の剪定・イチイ生垣

オンコの生垣も、庭側に張り出した枝葉を剪定してもらいました。

爽やかな野原を思わせるメドウガーデンに生まれ変わるのには数年かかると思いますが、その第一歩。
この庭に繋がる家の外壁は、赤レンガと木板張りになる予定です。

5月下旬の札幌円山メドウガーデン野原の庭

ちなみに現在5月下旬の我が家のガーデン・エクステリアです。
6月に入ると、緑が増し花が咲き全体的に華やぐ。

イメージは近いものがありますが、リノベーションしている庭と家は、長い赤レンガ敷きアプローチとそれに沿うボーダーガーデンとなるので、違った雰囲気に見えるはず。楽しみです。




トマト農家のラフ模型

2024年3月4日


日高の平取(びらとり)のトマト農家の家づくり。

1/100縮尺のラフ模型を制作しました。


平屋プラスロフトの新築住宅ラフ模型

リビングダイニングキッチンなどほとんどが1階で、子供室と趣味室だけが2階です。
1階LDKと2階は吹き抜けで広くつながり、一体感があって視界抜け抜群のプラン。
また、農作業の身支度に関わる部分と普段の家暮らしの部分は、明確にゾーン分けされている。

農家の新築住宅模型

今週末にこの模型を皆で見て、イメージをより膨らませて、具体的な話し合いを進めていきます。




積雪状況の確認に建設予定地へ

2024年2月7日


北海道でも有数の豪雪多雪地域であるニセコ・羊蹄山エリア。
その羊蹄山南麓に建設地があるので、積雪高さピークと思われる2月上旬に現地確認に向かいました。
近年は日射量・気温が上がるのが早まり、2月中旬から雪嵩はどんどん減っていきます。

羊蹄山南麓の家の敷地積雪状況

今シーズンは、昨シーズンより少ないらしい。
それでも敷地一面に1.2〜1.5メートルの雪が積もっていました。
前面道路の除雪はとても行き届いている。


羊蹄山を眺められる家(住宅)の計画

新築計画では2階の窓から、羊蹄山がこんな感じで眺められそう。
これも改めて確認できました。




現状調査に入りました

2024年2月7日


札幌市中央区で進めているリノベーション(改築)計画。
先日、工事契約と設計監理契約を済ませました。


そして、現状を確認するために、工務店、設備業者の方々が現場調査に入りました。

改築工事前の現地調査に入る

改築工事前に天井裏の配管ダクトを確認する

2階の天井裏に設置した24時間換気扇のダクトとエアコンの配管を確認中。

3月下旬から6月中頃までの工事期間です。
かなり限られた時間ですから、スムーズに進みますように。