家と草木のアトリエhausgras

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ワーク・リポート

施主・建主さんとのプランの打ち合わせ、スケッチ・模型・製図、土地探しのお手伝い、
着工した物件の現場監理と現場での打ち合わせの様子など、業務の一端をお伝えします。

中標津にて工事契約・設計契約

2020年8月25日


建築吉日の2020年8月25日の午前中、中標津の建設会社事務所にて工事請負契約をしました。

中標津の店舗兼用住宅の工事契約

ナラとカシワの森に建つ店舗兼用住宅の工事を請け負ってくださるのは、創業50年の中野建設さんです。
建設予定地の前面道路を挟んで、ちょうど向かいにあるというご縁もあり。
穏やかな雰囲気の社長さん。頼りにしています。

中野建設社長と施主夫妻

その後、建設予定地へ。


建設予定地は雑木の森に囲まれている

道路から20メートル程入った、この辺りに店舗兼用住宅が建ちます。
見てのとおり、ミズナラとカシワの樹々に囲まれて。
無数にある細いエゾマツは間引いてかなり減らしますから、
森の視界はもっと透き、林床にもっと光が届き、明るい印象になるはず。

新しくできるお店だけではなく、この雑木林にも、訪れるお客さんが親しめれば素敵です。
ちょっとした散策路だとか、森の中のオープンカフェだとか。


お店で設計監理契約をする

それからさらに場所を現店舗に移して、設計監理契約をしていただきました。今更ですが。

ようやく、ここまでたどり着きました。
でも、工事が始まったら、出来上がるのはあっという間。
来春が実に楽しみです。




ナラとカシワの森の中に

2020年8月14日


道東 中標津町でお店を営むご夫妻から、新店舗兼住宅の設計のご相談をいただいて、
その郊外にある、この森を初めて見に行ったのが2017年の8月中旬でしたから、ちょうど3年が経ちました。

中標津のミズナラとカシワの森・防風林・雑木林

根釧台地の整然と矩形に区画された「格子状防風林」に守られた農耕酪農地帯。
その中にあって、自然な状態の一辺として存在している雑木林です。

中標津のナラとカシワの防風林・雑木の森

パッと見でも分かるように、ミズナラとカシワが多くあります。
それは、開拓当初から防風林と薪炭林(薪燃料を生産する林)として維持され活かされていたからでしょう。

ナラやカシワは堅い良材で、人との関わりも深い木。かつては鉄道枕木としても使われていました。
どうやら、枕木の需要が急増した昭和前期に、中標津のナラ・カシワは多くが伐られてしまったらしい。
それ以後に生長した樹々なので、背は高いけれども幹がそれほど太くない。
どれも樹齢は100年に満たない、比較的若々しい森です。


ナラとカシワの林床で新芽が出る

林床は、ミズナラとカシワの落ち葉だらけでフカフカの腐葉土。
そこから新たな樹の芽・草の芽がたくさん芽生えています。

ドングリから根と芽を出すミズナラ

ドングリから力強く根と芽を出すミズナラ。


雑木林を切り開いて整地された敷地

防風林としての機能する雑木林はしっかり残し、店と住まいの建物スペースと駐車スペースの分だけ整地されました。

林の中が少し暗く見えるのは、後年、密に植えられた細いエゾマツが残っているから。それらは間引いてしまう予定。
その代わり、この地に適したいくつかの在来種の広葉樹を加えていくのがよいと思っています。
白樺やハンノキなどのカンバ類やハルニレ・イタヤカエデ・キタコブシ・エゾヤマザクラ・ナナカマドなどです。


ミズナラとカシワの森の中に建つ新しい店と住まいの外観イメージスケッチ

ミズナラとカシワの森の中に建つ、新しい店と住まいのイメージスケッチ。

瀟洒な店と住まいの模型の外観。

道路からアプローチして見えてくる瀟洒な外観。

ミズナラとカシワの森を眺められる連続窓のある室内。

雑木の森を眺められる連続窓のある室内の模型

新築工事は来月から始まる予定です。
現在、着工に向けて諸準備が着々と進行中。

順調に進めば、来年の春に新店舗オープンとなりそうです。




角地の小住宅のプラン始め

2020年8月10日


札幌市内のとある住宅地。その角地で日当たりのよい33坪の土地。
ここに小さな木の家を建てるべく、先月からプランづくりが始まりました。

札幌市内の住宅地の角地に家を建てる

接する2つの道路とも歩道付きでそれなりに広く開けているので、ここに新築される家は土地の狭さを感じさせないはず。

最初の平面プランスケッチを見てもらう

家へのご要望をうかがって、まずは最初のラフプラン2案を用意して見ていただきました。

リビングダイニングにつながる畳室があるとよいかもとか、
これから在宅勤務が増えるかもしれないので仕事場コーナーも。

内土間と外土間のある家のラフプラン

趣味の自転車とキャンプ道具を手入れするための「土間」が欲しいとも。
内土間と外土間(ピロティ)合わせて、12平方メートル(7〜8畳)です。

今のところ、小さい家になりそうなので、それぞれこじんまりと確保しました。