この家の2階の中心にある、オーナーのコレクションLP盤とCDを集めて納められる天井までのトール収納棚。
LP盤収納を正面にして、中段はジャケットのディスプレースペースに。
そして両袖壁部分を、CDが収納できる浅めの収納棚としています。
リビングダイニングのコアとなっています。
ライトアップされる、コの字型のLP盤とCDの木製収納棚。
オーナーが収集したLP盤が約800枚、CDが1000枚以上収まっている。
コレクションは、もう少し増やせるかな。
2.5メートル以上の高さがありますから、CD収納棚は15〜16段。見上げてみる。
2階には、もう一つのシンボルがあります。
北海道産の道南地方の杉の無垢材の大黒柱と四方差しの梁組み。
この大黒柱のすぐ横に、階段の入り口とキッチンの入り口がある。
キッチンはスレンレストップの調理ラインと、引き出し6個ついた木製カウンターのユーティリティラインの2列レイアウト。
壁付けの食器棚は、細かい格子柄のアンティークガラスをはめ込み、真鍮のハンドルの扉にしました。
梁の下には引戸が3枚吊り下げられていて、左右自由に動かせます。
この引戸で、左側奥の書斎コーナーと右側奥の客間を間仕切ることができる。
3畳ほどの広さの書斎コーナー。
木製窓の直下には暖房の温水パネルヒーターを設置して銅配管は露出させています。
温水が流れる銅配管からも、穏やかな放熱がある。
ヴィンテージのインダストリアルランプでライトアップした書斎コーナー。