
長い冬の後、待ちに待った新緑の頃。眩しいほどの緑のシャワーです。
この雑木林(森)は、本来の植生と地形をそのまま残した、広大な自然公園の一部。
その森が手に届くほど近い2階ウッドデッキの床下では、エゾリスが巣作り子育てをする年もあったり、
カッコウの鳴き声、キツツキのドラミングなど、たくさん野鳥の息づかいも感じられます。

夏に涼むのは専ら、2階のウッドデッキ。雑木林の樹々の蒼々とした緑に囲まれて。
この家で生まれたお子さんにとっても、ここはお気に入りの場所であることでしょう。


窓辺にも観葉植物がいくつも置かれ、室内も草木の緑に溢れている家です。

落葉の頃。樹々の葉が落ちると、室内へ入ってくる光が増えます。
白い雪の積もる冬は、もっと明るい。

晩秋の夕方に温かみのある色合いの明かりが灯る、落ち着いた室内。
ダイニングの照明は、真鍮ソケットに裸のエジソンランプの組み合わせのペンダントライトが3個。
落葉した樹々の森は、視界が開けて広がりを感じます。


リビングダイニングのある2階の中心には、オーナーの音楽コレクションを集めたLP盤CDの収納棚があります。
この家での暮らしは、音楽も常に傍に在るもののひとつ。


雪が積もる頃。静寂感が漂う白い雪が積もる雑木林(森)を、そっと眺めながら過ごす日々。

雑木林(森)のめくるめく四季の変化を、いつも身近に感じながら。
