使い易い高さに控え目なサイズで設えたキッチン収納棚。
料理の作業がより無駄無くできる、コの字型のキッチンレイアウト。
冷蔵庫からの品出し>洗い>刻み調理>煮炊炒め>配膳。と円を描くように動いていけます。
キッチンのシンクとシームレスな(継目の無い)ステンレスL型カウンタートップ。手入れが抜群によいです。
キッチンとダイニングは、腰壁でゆるく隔てられているます。
キッチンの雑然とした手元周りはダイニングから見えず、キッチンからはダイニングとリビングに居る家族が見渡せる。
木製の連続窓の外は、ウッドデッキと小さい庭。そしてその先が川辺の草原です。
廊下からリビングの方向を見る。
廊下から玄関土間の方を見る。
道路側から。間口3間(約5.5メートル)のこじんまりとした外観。
外壁は、北海道産の道南地方の杉の無垢板を下見張り(下見板張り ヨロイ張り)に。
オスモの2種の色をオリジナルブレンドし、建主さんが自らを塗った(セルフビルドした)外壁板。
少し強めの色ムラがありますが、それも味わいです。
間口は小さい家ですが、その奥行きはウッドデッキを含めると9間余り(約16.5メートル)。
細長くてウナギの寝床のような、懐深い家です。
木に囲まれた玄関ポーチにダウンライトが灯ると、ヨロイ張りの外壁板の陰影が濃く出ててくる。
日が暮れる頃に玄関ポーチの明かりの温かみは、家族の帰りを誘い(いざない)ます。
反対側の川辺の遊歩道から見える家から漏れる柔らかな明かり。
夕暮れ時に川辺の遊歩道を行き交う人たちの気持ちも和ますことでしょう。