家と草木のアトリエhausgras

明かりが灯された1階LDKを川辺の遊歩道側からウッドデッキ越しに見る

「 川辺の遊歩道につづく家 」の明かりが灯るLDK

川辺の遊歩道につづく家4
ー キッチンと外観 ー

札幌市内を南北に流れる川。その川辺の土手の遊歩道に接し、間口が8メートルで奥行きが27.5メートルの細長い土地。
土地形状にならい、間口が3間(5.46メートル)で奥行きが9間(16メートル以上)で「鰻の寝床」のような家です。
西側の道路からも東側の川辺の遊歩道からも、1階部分の低い片流れの屋根が伸びて見えるので、平屋の感があります。
細長い1階の真ん中に、小さい正方形に近い切妻屋根の2階がちょこんと載った格好の外観で、川岸に泊まった舟のよう。
少々奥まった所に建っていて、こじんまりと慎ましい家ですから、行き交う人たちにも和やかな印象を与えてくれます。

キッチンのこじんまりとシンプルな木製の作業カウンターと壁付け収納棚

使い易い高さに控え目なサイズで設えたキッチン収納棚。

コンパクトでシンプルな木製の作業カウンターと壁付け収納棚のあるキッチン

コの字型レイアウトのキッチン

料理の作業がより無駄無くできる、コの字型のキッチンレイアウト。
冷蔵庫からの品出し>洗い>刻み調理>煮炊炒め>配膳。と円を描くように動いていけます。

シンクとシームレスな(継目の無い)キッチンのステンレスL型カウンター

キッチンのシンクとシームレスな(継目の無い)ステンレスL型カウンタートップ。手入れが抜群によいです。

キッチンとダイニング

キッチンとダイニングは、腰壁でゆるく隔てられているます。
キッチンの雑然とした手元周りはダイニングから見えず、キッチンからはダイニングとリビングに居る家族が見渡せる。

キッチンから見渡すすリビングダイニング

木製の連続窓の外は、ウッドデッキと小さい庭。そしてその先が川辺の草原です。

小割り板張りの天井と幅広厚板張りの床のリビングルーム

廊下からリビング側を見る

廊下からリビングの方向を見る。

廊下から玄関土間の方を見る。

玄関の方を見る


道路側からの外観 下見板張り(鎧張り)の外壁

道路側から。間口3間(約5.5メートル)のこじんまりとした外観。
外壁は、北海道産の道南地方の杉の無垢板を下見張り(下見板張り ヨロイ張り)に。
オスモの2種の色をオリジナルブレンドし、建主さんが自らを塗った(セルフビルドした)外壁板。
少し強めの色ムラがありますが、それも味わいです。

細長くて奥行きがある家

間口は小さい家ですが、その奥行きはウッドデッキを含めると9間余り(約16.5メートル)。
細長くてウナギの寝床のような、懐深い家です。

玄関ポーチにポーチライトが灯る

木に囲まれた玄関ポーチにダウンライトが灯ると、ヨロイ張りの外壁板の陰影が濃く出ててくる。

玄関ポーチに明かりが灯る

日が暮れる頃に玄関ポーチの明かりの温かみは、家族の帰りを誘い(いざない)ます。


川の遊歩道側からウッドデッキ越しに見る明かりが灯された1階室内

反対側の川辺の遊歩道から見える家から漏れる柔らかな明かり。
夕暮れ時に川辺の遊歩道を行き交う人たちの気持ちも和ますことでしょう。

室内に明かりが灯されるのを外から見る