家と草木のアトリエhausgras

ブラインドの隙間から朝の明るい陽射しが差し込む窓辺

「 川辺の遊歩道につづく家 」の2階フリールームの窓辺

川辺の遊歩道につづく家
ー 2階の子供フリールーム ー

札幌市内を東西に流れる川に隣接した土地に佇むこの家。川辺の遊歩道や川畔に生い繁る草木とこの家と庭は繋がっています。
東西に細長い土地形状にならい、間口が3間(5.46メートル)奥行きが9間(16メートル以上)の「鰻の寝床」のような家で、
長い平屋建ての真ん中に、収納と階段と吹き抜けを含めて15畳のワンルーム(子供室)がちょこんと載った格好の外観です。
室内は、床板天井板に濃い色のオイルを塗り落ち着きのある1階と、明るく健康的な生成り(木成り)で白っぽい2階が好対照。
季節や天気、その日の気分によって、居場所をいろいろと変えてリフレッシュ(気分転換)できるのもこの家のよさでしょう。

天井板と壁のシナベニヤにオスモの木目が透けるホワイトを塗った室内

2階は子供室として使うので、天井板と壁のシナベニヤには杢目の透ける白いオイルステインを塗って、より明るく。
床に張ったマツの無垢材の厚板と引き違い戸は、オスモのエキストラクリヤー(透明)塗装。
木成り(生成り)のナチュラルで柔らかい色や風合いが程よく出ています。
ちなみに、この家の木材の塗装は全て、建主さんのセルフビルド。

ホワイトと木地色で明るい室内

窓下のデスクとペンダントライト

この円錐型のペンダントライトは、建主さんが選んで購入されたモノ。

陽射しが差し込む室内

川に向いた窓からの日射しで、気持ちのよい、明るい窓辺。
東からの日射しなので、特に夏場の午前中は木製窓に内蔵されているブラインドで日射しの調整をすることになります。

ブラインドの隙間から明るい陽射しが差し込む

キャットウォークを兼ねる、吹き抜け周りにコの字に回した無垢の板。
このように、お気に入りの本やインテリアグリーンを置いたりして、ちょっとした飾り棚的な使い方もできます。

吹き抜けから1階を見下ろす

窓からの直射が床を照らす

天井は松(マツ)の小割り板を、少しだけ隙間をあけて張りました。

天井は小割板張り床は幅の広い厚い板張り壁はシナベニヤ張り1

壁はシナベニヤに、オスモのホワイト系色を1回塗りしています。
シナの優しい杢目がうっすたと透けて、感じよく仕上がっています。

天井は小割板張り床は幅の広い厚い板張り壁はシナベニヤ張り2

床板は厚さ3.8センチ幅18.5センチのマツ無垢材の厚板をビス留めして、オスモのエキストラクリア塗り仕上げ。
天井の小割り板張り、壁のシナベニヤ、床の幅広厚板張りの選択が、塗装を含めて絶妙でした。

吹き抜けの腰壁笠木とキャットウォーク板 本と鉢を置いてみる1

吹き抜けのキャットウォーク板の上に本と蔓草のポットを置いてみました。
ワイルドストロベリーの葉に似たシュガーバインの蔓と葉が、吹き抜けに垂れ下がっている感じがよいです。

吹き抜けの腰壁笠木とキャットウォーク板 本と鉢を置いてみる2

2階はホワイトとナチュラル色ですが、1階は濃い黒茶色。
明るさが欲しい時は2階に、落ち着きたい時は1階にと、居場所を変えて気分転換するのもよいかもしれません。

白い色の吹き抜けの腰壁笠木とキャットウォーク板 黒い色の階段と鉄製の手すり

面白い形状になった、鉄の階段手すり。
白く塗った木と黒い鉄の手すりの関わりも面白いです。

鉄丸鋼の階段手摺