明かりを灯した室内。
天井から部屋全体を明るくするシーリング照明(天井付照明)が無く、適度な陰影がある。
こういう空間の方が、人は気持ちが落ち着くと思います。
天井から吊り下げられた、ガラスシェードのペンダントライトとフロアランプがメイン照明。
フロアタイトやテーブルライトは、家具のレイアウトに合わせて自由に動かせるメリットもあります。
ダイニングのペンダントライトの明かりと、棚の上のテーブルランプの明かり。
照明機器はできるだけシンプルで控え目なモノにすることが多いです。
その場に必要なだけの明かり(明るさ)さえあればよいのですから。
キッチンは、油や臭いの拡散を減らすために個室化しました。
そして、業務用のオールステンレス製カウンターに、天井埋め込みダウンライトの厨房的つくり。
ステンレスカウンター面と継ぎ目の無いバックガードがある仕様で、メンテナンス性がよいです。
バックガードに壁付け水栓を付けて、根元の水溜まりも無いのが嬉しい。
ガスコンロもシンプルで丈夫な鋳物ゴトクの2口バーナーの業務用を選択。
ダイニングテーブルはペンダントライトで、オーディオ棚はテーブルランプで、リビングのイージーチェアはフロアランプで。
明かりに照らされ、カラマツの大黒柱と四方差しの梁組みが、よりシンボリックに見えます。
個室の深い鉢型のガラスシェードのペンダントライト。
明かりが灯された平屋を、玄関アプローチから。
玄関ポーチと縁側には懐感があってよい感じ。
明かりの量が多いわけではないのですが、窓ガラスの数と面積が多くて光が溢れ出てくるよう。