家と草木のアトリエhausgras

ヤマボウシの枝葉が被る家

ヤマボウシの新葉の緑と十字の白いガク

静かな木陰のある庭  札幌 中央区
大都市住宅地のオアシス 木陰のあるガーデン

札幌市内の住宅密集地の中、L字型の家に囲まれるようにあるこの庭の緑は、ひときわ潤いを感じさせます。
道際に植えられたヤマボウシ(山法師)の四季の変化は、道行く人たちの目も楽しませてくれるだろうし、
2階の窓を覆うようにあるナツツバキ(夏椿)は、家での暮らしに落ち着きと和みをもたらしてくれている。

ヤマボウシの植え込み

樹高4メートルほどのヤマボウシ(山法師)を庭の南西角に植え込む。
庭師さんと慎重に向きを確認しながら。

根巻き(根を麻布で巻いた部分)は直径1メートルくらいあります。

ヤマボウシの根巻き

庭のヤマボウシとナツツバキ

翌年は、家寄りの窓前にナツツバキ(夏椿)も植えられました。樹高は7〜8メートル。
2階ダイニングの窓を覆うような感じで、隣家からの視線はこれで和らぎます。

奥がナツツバキで手前がヤマボウシ。

庭のヤマボウシの新葉と花の白い十字ガク1

この場所で1年過ごしたヤマボウシは、昨年より活き活きとしている。
色形のよい白い帽子(花顎)をたくさん付けて、しっかりと根付いたようです。

庭のヤマボウシの新葉と花の白い十字ガク2

ハーブ チャイブ ワイルドストロベリー

玄関アプローチ脇に仮植えされた、チャイブやワイルドストロベリーなどのハーブも元気よく茂っています。


焼き丸太の木柵を家族でセルフビルド1

家族で焼き丸太の木柵づくりに挑戦。
親子でしっかり役割分担されている。

焼き丸太の木柵を家族でセルフビルド2

黒い外壁の家と焼き丸太の木柵1

完成した焼き丸太の木柵。
出来栄えは上々です。

濃い色に塗られた北海道産カラマツ無垢の板の外壁と、
隣のコンクリート打ち放しの外壁の集合住宅に囲まれて、
草木の緑とともによく映えています。

黒い外壁の家と焼き丸太の木柵2

この木柵に草のツルを絡ませたりして、庭の緑が少しづつ増えていくことでしょう。

建設当時は何も無い更地だったこの土地。
住宅密集地のオアシス的な場になっていきそうです。

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