花弁がみな落ちて、鞠状の種子袋だけになったベルガモット。
ヤマハギの花が咲き始めと、庭も初秋の雰囲気が増します。
エノコログサの穂も出始める。
陽射しでポッと光る猫じゃらし(エノコログサ)。
庭で自生して増えた、タデの群生。
フウロソウ(ゲンノショウコ)も同じく、庭で広範囲に自生している。
小さくて清楚なフウロソウの白花。
フウロソウは、先端に種の入った柄が跳ね上がって種を遠くへ飛ばすので、容易に広がっていきます。
こちらも庭で自生しているカタバミの五弁黄花。
ワイルドストロベリーの葉が多く写っていますが、カタバミの葉はハート型の三つ葉です。
カタバミは、種子袋が弾けて種を周囲に飛ばすしくみ。
ヤマボウシの果実が色づき始める。
庭に飛んできた雪虫を手の平で。長くてフサフサとした綿毛を着けています。
私の実家がある伊豆地方では、この雪虫を「しろばんば」と呼んでいたこともあるそうです。
(井上靖著の「しろばんば」より)
こちらは庭で自生しているエゾノコンギク(蝦夷野紺菊)の綿毛。
葉がすっかり落ちてしまい、真っ赤な実だけが残った野バラのパーゴラ。
数日後、野バラの実に初冬の雪が積もっていく。
その雪はすぐに融けて雫に。
秋と冬が、行きつ戻りつ。
緑の葉が徐々に黄葉していくヤマブキと、初雪の白のコントラストが美しい。
雪がまぶされたサントリナのシルバーリーフ。
フウチソウの黄葉にも、初冬の雪が積もる。
初冬の雪に縁取られる石積み。