
庭の雪が融けきった春の朝、石積みの隙間でエゾエンゴサクが咲いているのを見るけました。
朝露の玉をすくう柄杓のような格好のエゾエンゴサク。
透明感のある紫から青のグラデーションが綺麗です。


舞鶴草(マイヅルソウ)の芽出しも始まりました。
昨秋実ったマイヅルソウの赤い実が、傍に残ったまま。
芽出しが始まったばかりなのに、瞬く間に葉が開いていく。


初夏の朝の日差しを浴びる、カツラのハート型の若葉。
このカツラの樹は庭の南東角にあるので、陽の光の恩恵を一番受ける。

石積みの上から枝垂れて咲くヤマブキの花。
伸びやかな枝ぶりと一重で軽やかな山吹色の花が、浮遊感を醸しています。

ハーブの新葉の伸びる前は、サビ石の小径もよく見えている。


石積みでワイルドストロベリーの花が咲く初夏。

チャイブの花房も開き始める。

石積みで開くチャイブ(エゾネギ)の葱坊主(ネギボウズ)。

チャイブはよく見るとひとつが6弁の桔梗(キキョウ)のような花で、
それが半球状に数十個集まって花序(かじょ)になっています(散形花序)。


焼き丸太の木柵に絡むカラハナソウ(唐花草)。
カラハナソウは野生のホップ(ホップの仲間)で、北海道の自生種です。

この年もワイルドストロベリーの小粒の実が豊作でした。
辺り一面に甘酸っぱい香りを漂わす。


ワイルドストロベリーの実を収穫。
野イチゴ(ワイルドストロベリー)ジャムを、また作ってみました。


赤レンガの壁と、一面に散りばめられたような赤いワイルドストロベリーの実。

ディープカップのピンクのバラが咲き始めました。
この庭で唯一育てている、観賞用の園芸品種。

焼き丸太のパーゴラに絡み始めた、イングリッシュローズのラ・レーヌ ヴィクトリア。


朝露に濡れるローズ2輪。
朝の陽射しを浴びるローズ1輪。


パーゴラでリースのように咲く野バラの白い花。


このバラのパーゴラは、白花の野薔薇と淡ピンク花の野薔薇が上から覆い被さるように、
イングリッシュローズが手前の下から這い上がるように。


焼き丸太のパーゴラと木柵が、野バラとヤマブキの葉に覆われて生垣のようになっています。

ワイルドストロベリー生える石積みと、ヤマブキと野バラに覆われる焼き丸太の木柵とパーゴラ。
野趣でちょっとワイルドですが、それもまたよし。
