
石積みでチャイブ(エゾネギ)が咲くと、初夏の始まり。
このシーズンも、石積みで育っているワイルドストロベリーがたくさん実をつけました。


庭で実ったワイルドストロベリーを収穫して、苺ジャムづくり。
ワイルドストロベリーの実は、普通のイチゴよりずっと小粒で甘みは少ないですが、
香りと酸味はしっかりとしているので、美味しいイチゴジャムができました。


タイムの小さくて淡い色の花が咲く。

石の小径と夏の青々としたハーブの葉。タイム・セージ・ワイルドストロベリー。
ローマンカモミールとヒソップの爽やかな花列。


タイムの花の薄紫色とヒソップの花の青紫色も、清々しい組み合わせです。
ひときわ強い色と姿で咲くベルガモットの深紅(ケンブリッジスカーレット)。
ベルガモットの別名は「タイマツバナ」。まさに炎のよう。


ブルーベリーの実がなる。
カシス(ブラックカラント)の実がなる。


ハーブの花盛り、色とりどりな夏の庭。
ディル(黄)・ベルガモット(赤)・タイム(薄紫)・ヒソップ(青紫)・カモミール(白黄)・オレガノ(紫)。

暑さのピークが過ぎる頃、ローマンカモミールの白いガクが垂れ下がり黄色い鞠状花房に。


庭に接する道端で自生しているタチアオイ(立葵)。


ヤマハギが枝垂れる庭と簾(すだれ)と葦簀(よしず)のかかる家に晩夏の風情が漂います。

山萩の花は、よく見るとピンクから青紫のグラデーションが美しい。


ベルガモットの枯れた花房にとまる赤とんぼ(アキアカネ)が、秋の訪れを感じさせます。

ゲンノショウコ(フウロソウ)は、先端に種の入った柄がクルッと跳ね上がって、種をより遠くに飛ばす。
そうやって、繁殖する範囲を広げていきます。


カタバミの尖塔状の種袋は、弾けて種をばら撒きます。
カタバミは綺麗なハート型のミツバの葉で好ましいですから、もっと増えて欲しい。

野バラの実が真っ赤に色づく秋の庭。
赤レンガ積み壁と黒い(墨色の)板壁をバックに、ヤマブキが黄葉していく色濃き秋の深まり。
