伊達と倶知安に新築現場があり、その現場監理に行き来した初秋の二日間。
幸い天気が安定していそうだったので、2つの現場の中間辺りにある洞爺湖畔(とうやこはん)で焚火キャンプをすることに。
もちろん、ジムニーにカナディアンカヌーを載せて行きました。
前日に伊達の現場を出て、日没後に洞爺湖畔の「曙公園キャンプ場」に到着。その翌日の朝です。
いつもながらの、ミニマムアイテムのキャンプ。
ジムニーなので、たくさん積めないからということもありますが、志向です。
これなら積込・設営・撤収・片付がすぐ済みますから、キヤンプへのモチベーションも保てます。
朝は風弱く、薄雲に覆われ、クールで静かな景色が広がっていました。
快晴もよいですが、こんな凛とした感じもまたよし。
寝起きのコーヒーを淹れて飲みながら、しばしボンヤリタイム。
カルガモの親子も泳ぎ始めたようですし、さてと、私も朝のひと漕ぎ。
こういう風景の中では、白い(アイボリー)カナディアンカヌーが調和します。
妙になごむ中島のシルエットをバックにゆったりと。
こんな景色と空気を一人占め。最高の気分でした。
時折、東側の空の切れ間から薄日が差して気持ちよいです。
もし快晴だったら、暑くて眩しくて、カヌーをしていられなかったでしょう。
キャンプの朝に飲む、挽きたて淹れたてのコーヒーは最高です。
昨晩は炭火を熾して、トウキビ、サンマとエビ、牛肉ステーキを焼くヘビーな夕食だったので、
昨日現場で施主さんにいただいたブロッコリーとカリフラワーに成りかけ(薄い色の方)を茹でたりの野菜食の朝食に。
晩に眺めた洞爺湖温泉街から上がる花火と、その上の明るい星は金星かな。焚火を傍らに。
そして、南の空の低い所にオレンジ色の明るい星が。
丁度この時、15年振りに大接近していた火星かもしれません。
北海道では高く昇らないということでしたし。
焚火と花火と夜空の星の、秋の夜長。
キャンプチェアに腰掛けているといつの間にかまどろんでしまう、ちょうどよい気温でした。