
屈斜路湖(くっしゃろこ)から流れ出す釧路川(くしろがわ)。
スタートの屈斜路湖畔は、早朝なので他に誰も居ない。

釧路川の最源流部の流れる川面に、眩しい光の道が。

春の釧路川源流部は、河畔の樹々の葉がまだ小さいので、陽の光が川面までよく届いて明るく水の透明感も強い。

バイカモやコケが萌える春の湧水地「鏡の間」。
春は水の透明さ冷たさが増しています。

いつもはコーヒーブレイクスポットの鏡の間。
でもこの日は人の居ない早朝なので、軽い朝食をとりました。


川岸から川面に跳ねだした枝に、キラキラと光る丸葉。
近づいてみるとカツラの新葉でした。


少し流れ下ると、ヨシ(アシ)の立ち枯れちらほらと。

明るく光っているようにも見えて神々しい。
釧路川・釧路湿原に住み着いた丹頂(タンチョウ)は、こんなところからひょこりと姿を見せます。
「タンチョウ」はアイヌの言葉で「サロルンカムイ」(葦原に居る神)と言うようですから。
