![釧路湿原の塘路元村キャンプ場にてカヌーキャンプ](img/photo/nature/camp01/camp-torolake01.jpg)
釧路湿原の塘路湖畔(とうろこはん)にある塘路元村キャンプ場にて、
翌日の「釧路川カヌーミーティング」に参加する方々とグループキャンプをすることになりました。
釧路川とカナディアンカヌー&キャンプをこよなく愛す、Kさん夫妻がホストです。
タープやテーブル、焚火道具、そして料理もご用意していただき、私たちはゲスト的で楽をさせてもらい感謝。
![白樺の皮の焚き付けと白樺の薪](img/photo/nature/camp01/camp-torolake02.jpg)
白樺の皮の焚き付けで、あっという間に火がつきます。
樺の皮は「雁皮」(ガンピ)とも呼べれていて、昔から焚き付けによく使われている。油脂分が多くて、濡れても燃えるらしい。
薪もKさんが割って乾燥させた白樺。白樺の薪は、燃えは速いようですが、火花が散りにくくてよいのだそうです。
![釧路湿原の塘路元村キャンプ場にて焚火を囲み始める](img/photo/nature/camp01/camp-torolake03.jpg)
焚火があると、自然とそこに人が集まってきます。
やっぱり直火は格別なもの、炎は人を惹きつける。
![一緒にキャンプするパピヨン犬](img/photo/nature/camp01/camp-torolake04.jpg)
特等席を用意してもらったKさん夫妻の愛犬、パピヨンのコロちゃんも焚火が気になる様子。
それとも、美味しそうなニオイに気づいてしまったかな。
![焚火と南蛮酊(なんばんてい)のザンタレ](img/photo/nature/camp01/camp-torolake06.jpg)
焚火を囲みながら、まずは釧路名物 南蛮酊(なんばんてい)の「ザンタレ」をいただきました。
ザンギ(鶏の唐揚げ)に甘酸っぱいタレをかけたもの(甘酢あんかけ)。
ビールに合うし、少し疲れた体に染みる味です。
![小川キャンパルのハイバックチェアとアディロンダックのキャンプチェアが焚火を囲む](img/photo/nature/camp01/camp-torolake00.jpg)
焚火の回りに持ち寄ったキャンプチェア。偶然にも同じ形でした。
小川キャンパルのハイバックチェア。(ブラックの2脚は、アディロンダック)
コストパフォーマンスを踏まえて、よいと思えるモノは同じなのです。
日が暮れてしまう前に、折角なので塘路湖でカヌーを漕ぐことに。
![カートでカナディアンカヌーを運ぶ](img/photo/nature/camp01/camp-torolake07.jpg)
カートに載せてカヌーを湖畔に運びます。
![塘路湖畔に佇むカヌー](img/photo/nature/camp01/camp-torolake08.jpg)
無風で最高の静けさの夕暮れ時の塘路湖。
トワイライトカヌーです。
![夕暮れの塘路湖にてオールドタウンのタンデム](img/photo/nature/camp01/camp-torolake10.jpg)
Kさん夫妻のタンデムカヌー。
漕ぎ出すと波紋が広がっていきます。
![初夏の夕暮れに塘路湖でカヌー](img/photo/nature/camp01/camp-torolake11.jpg)
初夏の若々しい緑が湖面に写り、赤いカヌーとのコントラスト。
![初夏の黄昏時の塘路湖でカヌーをする](img/photo/nature/camp01/camp-torolake12.jpg)
広い湖には、この2艇だけ。
![夕暮れの塘路湖にて白いカヌー赤いカヌー](img/photo/nature/camp01/camp-torolake13.jpg)
![夕暮れの塘路湖にて白いカヌー赤いカヌー1](img/photo/nature/camp01/camp-torolake14.jpg)
白いカヌーと赤いカヌーのランデブー。
どちらも女性ソロです。
![夕暮れの塘路湖にて白いカヌー赤いカヌー2](img/photo/nature/camp01/camp-torolake15.jpg)
![日没間近のサンセットカヌー](img/photo/nature/camp01/camp-torolake16.jpg)
日没間近のサンセットカヌー。
![夕焼け暮れなずむ塘路湖1](img/photo/nature/camp01/camp-torolake17.jpg)
夕焼け、暮れなずむ、塘路湖。
![夕焼け暮れなずむ塘路湖2](img/photo/nature/camp01/camp-torolake18.jpg)
日が沈むまで、たっぷりと遊び、心地よい疲労感です。
![釧路湿原の塘路元村キャンプ場にて焚火を囲む](img/photo/nature/camp01/camp-torolake05.jpg)
日が暮れて、しっとりとした空気感が漂い、焚火の炎が温かみが増してきました。
コロちゃんは膝の上で大人しい。ご満悦でしょう。
![膝の上で大人しいパピヨン犬](img/photo/nature/camp01/camp-torolake23.jpg)
焚火の周りには、さらに人が増えていきました。
![あしやんの自家製チーズ](img/photo/nature/camp01/camp-torolake20.jpg)
道東の酪農家兼カヌーガイドのあしやんさんは、自家製のゴーダーチーズを振る舞ってくれました。
お人柄のような、純朴でマイルドな美味しさ。赤ワインによく合います。
![大勢で囲む焚火](img/photo/nature/camp01/camp-torolake22.jpg)
足寄でペンションを営んでいるAさんは、フキ、クレソン、アイヌネギ、ウドなど山菜料理各種や、
スペシャルな美味しさのタモギダケパスタ、キンキ汁と、道東の山の幸、海の幸。
それこそ盛りだくさんのケータリングをしていただきました。
さらに夜が更けて、沙流川でのカヌー特訓講習後に駆けつけたMさんご夫妻も加わり、
大勢で焚火を囲み、初夏の湖畔の夜を過ごしたのです。
![](img/photo/nature/camp01/camp-torolake21.jpg)
6月半ばの釧路湿原の夜はまだ肌寒かったですが、
焚火と、もてなしの食べモノと、集まった人たちとの楽しい会話で、和やかに温まることができました。
釧路湿原と釧路川とカヌーが好きな人たちと過ごしていると、いつのもこんな気持ちになるのだろう。