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富良野岳の羽毛のように軽いパウダースノーを滑る

富良野岳の羽毛のように軽いパウダースノーを滑る

富良野岳の極上パウダースノー
ー 最高に軽く乾いた雪に人とスキーが浮かぶ ー

北海道のほぼ真ん中、十勝岳連峰 富良野岳(標高1912メートル)へのバックカントリースキーツアー。
登り始めて3時間余り、北海道内でも屈指の低温乾燥地域ならではの極上パウダースノーがありました。
針葉樹林帯に深々と積もった羽毛のような軽さのパウダースノー。しかもノートラックを思う存分滑る。


バックカントリースキーとは、スキー場のゲレンデ外の未圧雪で降り積もったままの雪面を滑ったり、
スキーシールを着けて自ら歩いて雪山を登り、自然のままの雪斜面を滑るというワイルドなスキーです。
綺麗に圧雪され、安全性が担保されたスキー場内のゲレンデスキーとは違う、大きな魅力がありますが、
バックカントリースキーは常に遭難の危険があるので、そのリスクを回避するための道具と知識を持ち、
行動する地域の気象と地理情報の確認、それから雪山遭難対応の保険にも加入しておくべきでしょう。
必須携帯道具はアバランチビーコン(雪崩トランシーバー)・ショベル・プルーブ(ゾンデ)他も多数。
バックカントリーでは、何が起こっても自己責任です。常に、その覚悟を持って臨むようにしましょう。
また当日の気候条件や体調次第では、事前にあるいは途中で撤退する余裕と勇気を持つことも大事です。

標高1000メートルから、富良野岳を登り始めること3時間余り。
針葉樹林帯に深々と降り積もった粉雪は、乾いてサラサラでした。

富良野岳のエゾマツとトドマツとパウダースノー

富良野岳のエゾマツとトドマツの原始林の森に積もった羽毛のようなパウダースノーを滑る。

軽過ぎるパウダースノーで、抵抗感が無くフワッと浮いている感覚に歓喜。

あまりにも軽いパウダースノーに歓喜して滑る