北海道 中標津(なかしべつ)の「パンと珈琲のこうば」の新店舗。
国道からの入口近くには、オーナーご家族で積んだ赤レンガの壁があり、タモ板を彫った小さい看板が掛けられています。
この看板は、新店舗オープンの贈り物として設計者の私が彫りました。
広い駐車場全面にウッドチップが敷き詰められ、車止めとなる半割焼き丸太が並んでいる。
2021年4月の新店舗オープンの頃の様子です。
2階の外壁板は白く塗っているので、1階屋根に積もった雪と同化して雰囲気がよりよく感じられます。
1階の外壁板はカラマツ無塗装。
張ったばかりの頃は、カラマツ材特有の赤味の強いハッキリした色がでています。
この数年後には、この森の樹々の幹枝のようにグレーに変化して、すっかり森と同化ていることでしょう。
それを見届けるのが楽しみです。
1階外壁はぬ塗装のラマツ無垢板を突き付けて張って、その継ぎ目に目伏せの板(押縁)を打った縦張り。
2階外壁は白く塗った小割り板を突き付けて横張りにしています。
定番のバゲットもとても美味しい。