この家での暮らしが始まって1年経った頃に訪問。
ダイニングテーブルとダイニングチェアは、北欧のヴィンテージです。
それに、黒いチャーチチェア(教会で使われていた椅子)も1脚置かれていました。
室内に見えている柱と梁、天井に張った羽目板、床の厚板は全て無垢材で、
オスモの定番色2種を混ぜ合わせたオリジナルの黒茶色を作って塗っています。
白い塗り壁と黒茶色の木のモノトーンに近い空間ですから、チークやウォルナットなど赤味のある家具、
青いシートファブリックや赤系の絨毯がよく映えています。
この2階のLDKに明かりが灯るとこんな感じになります。
L型プランの家で、2階の一辺がLDK、もう一片が子供室で南西の庭を囲むように建っています。
子供室には、木組みのロフトがあります。
ロフトは5畳程の広さ。
ロフト下の空間も有効高さ1.8メートルあるので普通に使える。
窓辺・ロフト上・ロフト下。
それぞれ少しずつ違う明るさと雰囲気なので、居場所を変えて気分転換できます。
早速、ロフトのハシゴを上って。
落ち着いた雰囲気のよいパソコン・書斎コーナー。
壁の凹みに隠れてもいますが、子供室に隣接していて、2階のLDKを見渡せる場所にあります。
真鍮ブラケットとガラスシェードの壁付ランプが灯す明かり。
鉄の手すりの曲がりと黒茶色の階段板のリズミカルさ。
くるりと円を描くように昇って下る、鉄の手すりと階段。
このリズミカルな連続は、見ても歩いても好ましい。
真鍮とガラスシェードのランプ、レトロな柄のガラスがはめ込まれた引戸、鉄の手すりと階段ギザギザライン。
煤けたような黒茶色で塗られた厚みのある床板や梁。
なんとなく懐かしい雰囲気を醸し出している玄関ホールと階段回り。
庭にヤマボウシ(山法師)が植えられる。
次の年の春には、ナツツバキ(夏椿)も植えられました。
子供たちも手伝って焼き丸太の木柵をセルフビルド。
この木柵に絡む草を植えるとよいです。クレマチス(テッセン)がよいかも。