家と草木のアトリエhausgras

薪が積まれた玄関先

玄関先に薪が積まれた「 スキップフロアでつながる家 」

スキップフロアでつながる家
ー 薪ストーブ料理のおもてなしとデンマーク家具 ー

間口が10メートルで奥行きが18メートル。かつ最大1.8メートルの高低差がある傾斜した敷地に建てた小さな家です。
敷地内の高低差をそのまま活かすように、1層目を薪ストーブがある趣味室、2層目が玄関ホールとバスルームと家事室、
3層目はダイニングとキッチン、4層目は主寝室と間仕切り壁のない二人の子供室の「スキップフロア」となっています。
1・2層はRC造で、3・4層の木造には、北海道産材のトドマツとカラマツの無垢材を使った地産地消の家でもあります。
1層目の趣味室・3層目のコンパクトなLDK・その半階上の子供室が、オーナー家族の雰囲気のまま、程よくつながって、
薪ストーブの暖かさと燃える薪の香り、アコースティクギターの奏でる音色が、いつもこの家を心地よく満たしている。

薪ストーブ(ヨツール)の火の様子をみる

北欧ノルウェーのヨツール(JØTUL)で一番シンプルミニマムな薪ストーブ「F602」。
製作された1930年代のスピリッツが詰め込まれ、受け継がれている逸品です。
この家とオーナーご家族にピッタリ。

ヨツール独自の「シガーストーブ」という燃焼方式。
手前から奥へゆっくりと、葉巻(タバコ)と同じように薪が燃えていきます。

ヨツールF602 シガーストーブ燃焼方式

この薪ストーブの上にLODGEダッチオーブンを載せて煮込んでいるのは。

薪ストーブでダッチオーブン料理

ダッチオーブンで作ったビーフシチューをふるまう

デンマークのヴィンテージチェアとエクステンションラウンドテーブル(伸縮できる円卓)のダイニング。

薪ストーブの上に煮込まれたビーフシチューのおもてなしに舌鼓を打つ。

ビーフシチューでおもてなし


デンマークのヴィンテージ家具のあるダイニングキッチン

キッチンとダイニングを何となく隔てているのも、チークのサイドボードで1960年代のヴィンテージ。

デンマークのヴィンテージチェア(ビンテージチェア)
窓際のイージーチェア

訪問する度に、何かしらアイテムが増えています。窓際のファブリックイージーチェアとサイドテーブル。
この家での暮らしを思う存分楽しまれているようで嬉しくなります。

吹き抜けから薪ストーブを見下ろす

2階の吹き抜けから、薪ストーブとアコースティックギターのある1階コンクリート空間を見下ろしてみる。

薪ストーブに炎が灯り、ギターが奏でる。

薪ストーブの前でアコースティックギターを弾く
アコースティックギター

ご主人の愛用ギター、アイルランドの「LOWDEN」(ローデン)。1本1本丁寧につくられたアコーステックギター。
ボディとトップの木の組み合わせで音質が違います。
真中の、ボディがマホガニーでトップがシダーのタイプは、軽快で優しい音色に。
手前の、ボディがローズウッドでトップがスプルースのタイプは、芯強さと深みのある音色を奏でます。

薪ストーブの前のイージーチェアに腰掛けて、会話が弾み終始笑顔のオーナー夫妻。

薪ストーブの前でくつろぐ

無垢の板と鉄の手すり

北海道産のトドマツ無垢板を床に張り、北海道産のカラマツ無垢板を階段踏板に使った地産地消の家でもあります。
オスモ(オイルステイン)の濃茶色で塗装。

2階4層のスキップフロアをつなぐ鉄の手すり。

スキップフロアをつなぐ鉄の手すり
北海道産トドマツの無垢板を張った天井

質感のよいトドマツの無垢板張りの山形天井。

家具があるだけで、その場に雰囲気が出ます。

窓際のデンマークの古いいすと小机(ヴィンテージチェアとサイドテーブル)
オイルランプの豆電球仕様

家族キャンプを楽しんでいたオーナーご家族のシンボルのひとつ、鉄とガラスのオイルランプ。

ダイニングテーブルでくつろぐ

ダイニングテーブルにて、オーナー夫妻の笑いの絶えない会話が続く。

玄関先に薪が積まれている家

玄関先には、薪ストーブ用の良質のナラ材の薪が積まれている。

札幌中心の住宅地に建つ家に積もる雪

1年の三分の一は、寒さ厳しく雪が多く降り積もる北海道 札幌の冬の暮らし。
そんな冬でも、この家に暮らすこのご家族ならば楽しい日々を過ごしていることでしょう。

ちなみに、夏はこんな風景です。
葛(クズ)野原に埋もれるように、背後の山の樹々の濃い緑に囲まれるように、在る家。

葛の茂みに隠れるようにある家