
赤レンガ積み壁の前のタイムの花が満開。
直径3〜4ミリの薄紫色の花冠が無数に広がっていきます。

ハーブに囲まれて気持ちよさそうに寝る猫。
猫がまどろむには、ちょうどよい草丈のハーブガーデンなのかも。

チャイブの濃い紫色の花とクローバーの白花と、アルテミジア ラムズイヤーのシルバーリーフ。
窓のすぐ前に寝転んで毛繕いする猫。
この猫はしばらくの間、この庭に居ついてしまいました。


赤紫色のラムズイヤーの花。青紫色のヒソップの花。
伸びやかな背の高めのハーブなので、生垣風のアレンジもできそう。

暑さが増してくると、だんだん白さが増していくアナベルの花房。
黄緑色から白へ、そしてまた、白から黄緑色へと変わります。


ハーブとグラスが伸び伸びと育つ夏の庭。
素朴な草花が主役のプレーリーガーデン(メドウガーデン)です。


高貴な薄紫色の花を咲かせるワイルドベルガモット(モナルダ ビーバーム)。
球状の花序に20〜30個の筒状唇状の花が咲いている姿は、エレガントに見えます。

カラハナソウの松毬果と野バラの実。
バーゴラで絡み合う、どちらもワイルド系。
ホップの仲間のカラハナソウ。
葉も、この鞠状果(毬果)もよく似ています。

150年前の北海道開拓時代、アメリカの学者アンチセルが岩内町・共和町の堀株川(ホリカップガワ)流域で、
カラハナソウが自生しているのを見つけ、「野生ホップがある土地ならば是非ビールを作れ」と進言し、
北海道のビール造りが始まったという面白い逸話があります。
でも実は、カラハナソウの鞠状果は、ビール造りのホップの代わりにはなりません。

山から庭に戻ってきた赤とんぼ(アキアカネ)の姿で秋の始まりを知る。
初夏は黄色だった体が、すっかり赤色に変わっています。

ススキの銀穂と初秋の青空。
このススキは種を発芽させて、育てた苗を庭に植えて、大きく生長させました。


彩ある花の時期は終わり、クールカラーの初秋のハーブとグラスのプレーリーガーデン(メドウガーデン)。

チカラシバの銀穂が光を集める。
チカラシバの穂は、エノコログサを大きくしたような感じ。

秋の光で輝くイトススキとチカラシバの穂。


初雪の頃、コモンタイムの枯れた花房に小雪が降りかかる。
チカラシバの枯れ穂は、雪が載り白銀の穂に。


ミントの枯れ房にどんどん雪が積もっていく。
晩秋まで銀穂が残っていたイトススキにも雪が積もる。
