飛騨高山へ3年半ぶりに行ってきました。
春の高山祭に合わせて来てみたら、桜も満開で見ごろで、天気も連日初夏の陽気と当たりまくり。
2015年に再生させた鉄砲町の町家に1泊しました。
ここも3年半ぶりでしたが、全体状態は悪くなっていなかったのでひと安心。
それも、この町家を管理してくれている方のおかげなので、本当に感謝です。
9年前に川沿いの庭に植えたソメイヨシノのか細かった苗木が立派に成長し、可憐な花をたくさん咲かせている姿に感動。
この石畳の庭は、さすがに時の流れで荒れていたので、数時間かけてできる限り整えました。
江名子川に架かる左京橋から、庭の桜を眺める。
情緒ある江名子川と古い桜の並木の路。
以前は枝ぶり花つきの美しかったいくつかのソメイヨシノの衰えが進んでいるのは気がかりです。
さて、夕方は中橋近くまで歩いて行って、夜祭の提灯屋台の曳き揃えを観覧しました。
新型コロナ禍で何回か中止され、天気に恵まれない年もあり、春の高山祭が2日間フル開催できたのは、実に8年振りだとか。しかも、桜の満開が見事にピッタリ合うというおまけつきです。
祭りを催す方々も、観覧する方々も、待ちに待ったという思いでしょう。
2024年春の高山祭のあった4月14日15日の二日間で、18万人超の観光客が高山を訪れたとか。
未曾有の円安ということもあり、新型コロナ前よりも海外からの観光客が増えている印象でした。
皆さん、伝統的な日本の情緒を充分堪能されたことと思います。
何度もここに来ている私でさえ、この上なく満たされましたから。