家と草木のアトリエhausgras

変わらない価値

hausgrasの空間にとてもよく似合い、私たちが好んで選ぶ家具があります。
1950〜70年代、今から50〜70年前に北欧デンマークで作られた椅子やテーブルやキャビネット。

ローズウッドやチークの深い色調や杢目の美しさも然ることながら、実際に座わり、手を掛け動かしてみると、よく考えられていることが分かります。
木の持つ本来のしなやかな美しさが生き、人の感覚に添うような自然なカーブや仕掛け、それらが巧く練られ表現されたフォルムとディテール。けっしてデザインだけではなく、合理的な工法が選択され、丁寧なつくりがなされていることは、使われ続けている50〜70年の月日が静かに物語っています。
その魅力はこれからも色あせることはないでしょう。

そんなデンマークの古い家具を身近に置いて暮らしながら、建てた家との付き合いは何十年と長く続くことを改めて思い直します。

年月を経ると人の好みや考えは変わり、若い時によいと思っていたものが、年を重ねていくとそう思えなくなることもあります。それに世間には流行り廃りがあるので、時流に促されて決めたものは、ある時、急に色あせて見えるかもしれません。

一時の個人的な趣向を超え、長い年月を経ても変わらない価値があること。30代でも70代になっても、男性にとっても女性にとっても、よいと感じ続けられる家であって欲しい。

そんな思いで私たちがご提案する家は、その場所に順応した間取りと断面構成、高い性能かつ機能的であり、出来るだけ単純明快な工法を練り上げる。信頼できる素材だけを選び、その本来の性質のよさを実感できる使い方と仕上げをする。

そこに住む誰しもが何十年もの月日を、心から安心し、落ち着いた気持ちで過ごせる家となるように。

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