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すだれ よしず ブラインド  木にオスモを塗る  キッチンのこと

 

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          木にオスモを塗る

 

 

hausgrasの手掛ける家では、木にはオスモ(OSMO)というオイルステインを塗ります。

 

オスモ01

 

ドイツの木材トップメーカーが「木に最適な塗料とは」と、研究し開発したのがこのオスモ。

「木に植物油(オイル)を塗ると具合がよい」ということは昔から広く知られていましたが、

その根拠を化学的に分析して、独自の原料と製法で作りあげられた合理的な木材保護塗料なのです。

 

木は、繊維質の「セルロース」とそれを結合させる「リグニン」という多糖体からできています。

「セルロース」は鉄筋で「リグニン」はコンクリートのような役割とよく例えられます。

製材加工された木材は、紫外線と風雨によって徐々にリグニンの結合がゆるみ分解され、

そこへ木材腐朽菌が繁殖することでさらに分解されて、自然に還っていきます。

 

オスモの主成分はひまわり油、大豆油、アザミ油などの分子が小さい天然植物油なので、

木材のリグニン自体により深く染み込み、その結合を補強する働きがあります。

つまり、木が分解されてゆく速度を遅らせることができるのです。

 

それから、植物油の浸透した木には、撥水性(はっすいせい)と耐摩耗性が現れます。

それでいて植物油は木の表面に塗膜をつくらないため、木本来のよい肌触りをそのまま感じることができ、

伸縮や通気性や調湿性などの木の特性が生きつつ、水滴はしっかり弾くので、木が蒸れて腐ることを防ぎます。

オスモをはじめオイルステインは、湿度の高い日本の気候により適している木材塗料と言えるのです。

 

合成樹脂(ウレタン、アクリルなど)で木をパックしてしまう塗膜系の塗装や、

木材腐朽菌(カビ)の繁殖を防ぐだけの防腐系の塗料などとは全く違います。

 

 

 

オスモ02

 

ドイツの「アウロ AURO」「リボス LIVOS」、イギリスの「ワトコ WATCO」、

アメリカの「オリンピックステイン OLYMPIC STAIN」など、

私は数々のオイルステインを使った経験がありますが、

塗った後の乾燥する速さ、塗りやすい粘度など、

塗装作業性にも配慮が最もなされているは「オスモ」であると実感します。

 

オスモが単に健康志向、自然原料に捉われことなく、家づくりの合理性も重要視しているのは、

木材生産メーカーが作り出しているオイルステインだからなのでしょう。

それは家の設計者としての私も、とても共感できる方針です。

 

 

オスモを塗るのに、職人さんのような高い技術は必要ありません。

表面に塗り伸ばしたオスモは、しばらく置くと木の内部へ浸透していくので、

木の表面に塗りムラというものがほとんど発生しないのです。

 

オスモ03

 

そして、オスモのまた特筆すべきことは、

天然の植物樹脂成分の割合が、他のオイルステインに比べてとても多く、精製度も高い。

そのうえ、浸透性能や乾燥性能を高めるために、止むを得ず配合される有機溶剤(鉱物油)に、

有害成分を除去し、揮発が速やかな「ホワイトスピリッツ」を使用していることです。

こういう配慮があるかないかは雲泥の差。

原料の厳選と手間をかけた精製課程の結果、価格が高くなるのは止むを得ないと思っています。

 

 

住み始めてから塗装メンテナンスをするのは建主さんです。

ですから、作業性のよさや塗料の安全性が高いことに越したことはありません。

 

オスモ08

オスモ07

 

hausgrasでは、建主さんが望まれれば、新築時の塗装作業を体験してもらっています。

塗装の要領を経験しておくと、後の塗装メンテナンスの際に役立つことも多いのです。

それに、オスモの塗装は意外と簡単な作業だと感じていただくことも大事。

そうすれば、塗装のメンテナンスを躊躇なくご自身でしていただけるのではないでしょうか。

 

 

 

オスモ04

オスモ06

 

オスモは簡単に塗り重ねができて、そうすることで木の古びていく様も味わい深くなります。

手入れの効果が実感できて楽しいものです。

 

木にオスモを塗れば、

人は木に感じる本来のよさを永く感じ続けられると思います。

 

 

 

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